色は、使いすぎないようにしましょう。
使いすぎると、どこが本当に大切なのかわからなくなります。
私が学生のころ、教科書に大切なところだといって、蛍光ペンで線を引く友人がいました。
赤い線、青い線、緑の線、黄色い線、オレンジ色の線など、たくさんの色を使って、強調しています。
むしろ、線を引いている部分のほうが多いくらいです。
これでは正直、大切な部分がわかりにくいです。
出版されている本でも、最近は印刷技術がよくなったため、たくさんの色を使った本を見かけるようになりました。
かっこはいいけれど、読み手には目がちらついてしまい、どこが大切なのかがわかりにくいのです。
色は、多くても3色までにしましょう。
本当によくできた文章は、黒い文字だけでも、十分アピールできます。
たくさんの色を使うことで、目移りしてしまいます。
読み手を混乱させるようなことは避けるようにしましょう。