交流会が終わった後、メールでお礼を出す人も多いはずです。
このメールは大切です。
第一印象は出会ったときですが、ここで第二印象が決まります。
交流会が終わった後、メールのテンプレートを使って出すのは要注意です。
テンプレートを使いすぎると、冷たい出会いになってしまいやすく、白けてしまうのです。
連絡先の部分は、絶対に間違いが許されないので、テンプレートを使うべきです。
しかし、交わした話の感想やお礼などは、その場で思いついた内容を勢いに任せて書くのがおすすめです。
ポイントは、交わした内容で最も印象に残った部分を含めることです。
「たくさんお話が聞けてよかったです」
「珍しい話が聞けてよかったです」
こうした話は、嬉しいのですが抽象的です。
「どの話がよかったのかな。珍しい話はどんなところ」と思います。
いえ、実際は、話を聞いていなくても書けてしまいます。
そういう部分すら「テンプレートかな」と怪しくなってしまうのです。
ここが大切です。
1行でもいいので、具体的な部分を書いてください。
「イタリアで迷子になった話が一番面白かったです」
「子育てには哲学が必要という話が印象的でした」
こうした文言を含めて返事をしましょう。
具体性があると、印象深くなります。
興味を持って、きちんと話を聞いてもらえたことがよく感じられます。
こういう人とはもっと話をしたいな、と思うのです。
そう思わせます。
出会って話をして、今後の人脈として生かせるかどうかが、ここで決まるのです。