先日、本屋ですてきな本を見つけました。
かわいい挿絵を挟んだ本です。
挿絵は、すべて著者本人が書いていました。
著者本人が書いていて、絵から柔らかさも伝わってきました。
本では、ただ字だけが表現方法ではありません。
字を書くのは、表現方法の1つにすぎません。
アーティストと言われている芸術家の人たちは、いろいろな媒体を使って、伝えたいことを表現します。
音楽で表現することもあれば、絵で表現することもあります。
彫刻で表現することもあるでしょうし、演技で表現することもあります。
私は、その柔らかい挿絵の挟んだ本を見て「なるほどな」と、感心しました。
著者は、どうやら絵を描くのも大好きなようです。
表現方法を文章だけに限定せず、絵でも表現するのは、素晴らしい方法です。
私は、本は文字で表現という先入観を持っていました。
あらためて考えると、表現方法はたくさんあるのです。
文字は、その1つの手段にすぎません。
うまい文章を書く自信がなければ、ほかの手段での表現を考えればいいのです。
好きな人がいるときには、ラブレターだけでなく、自分の手料理で表現することもあれば、優しい声で表現することもできます。
優しい声だけでなく、マナーやしぐさ、デートも、自分の気持ちを表現する手段の1つです。
表現方法を1つだけに絞らず、自分が一番できる分野で表現してみることが大切です。