執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。

ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

来客への案内の際、ドアの開け閉めにもきちんとマナーがあります。

ただし、ドアには「押して開けるドア」と「引いて開けるドア」の2種類ありますね。

ドアのマナーも2種類ありますので、次のポイントをしっかり押さえておきましょう。

まず「押して開けるドア」の場合です。

この場合、案内をするあなたがドアを押して開けて、先に入ります。

ドアが閉まらないように、手で押さえて、お客さまを中へと案内します。

ドアを閉めるときは、大きな音を立てないように、ゆっくり手で閉めます。

また逆に「引いて開けるドア」の場合はどうでしょうか。

案内をするあなたが、引いてドアを開けた後、ドアが閉まらないように手で押さえます。

お客さまに先に入室していただきます。

基本的なマナーではありますが、なかなかできていない人が多いのです。

うっかりしていると、間違えてしまう気持ちはわかります。

私が新人のころ、慣れないうちは、1人でよく練習していました。

頭で覚えているのと、体が覚えているのとでは、まったく違います。

誰もいないのに、練習でドアを開けたり閉めたりと、かなり危ない人になっていました。

本番で間違うくらいなら、誰もいないときに練習をしておくほうが無難です。

ドアのマナーは、2種類あるのでしっかり練習しておきましょう。

社会人としての訪問・来客マナー(21)
  • 「押して開けるドア」と「引いて開けるドア」では、マナーが異なることに注意する。
上座と下座、違いをしっかり把握する。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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