来客への案内の際、ドアの開け閉めにもきちんとマナーがあります。
ただし、ドアには「押して開けるドア」と「引いて開けるドア」の2種類ありますね。
ドアのマナーも2種類ありますので、次のポイントをしっかり押さえておきましょう。
まず「押して開けるドア」の場合です。
この場合、案内をするあなたがドアを押して開けて、先に入ります。
ドアが閉まらないように、手で押さえて、お客さまを中へと案内します。
ドアを閉めるときは、大きな音を立てないように、ゆっくり手で閉めます。
また逆に「引いて開けるドア」の場合はどうでしょうか。
案内をするあなたが、引いてドアを開けた後、ドアが閉まらないように手で押さえます。
お客さまに先に入室していただきます。
基本的なマナーではありますが、なかなかできていない人が多いのです。
うっかりしていると、間違えてしまう気持ちはわかります。
私が新人のころ、慣れないうちは、1人でよく練習していました。
頭で覚えているのと、体が覚えているのとでは、まったく違います。
誰もいないのに、練習でドアを開けたり閉めたりと、かなり危ない人になっていました。
本番で間違うくらいなら、誰もいないときに練習をしておくほうが無難です。
ドアのマナーは、2種類あるのでしっかり練習しておきましょう。