自社にお客さまが訪問の際、お茶を出します。
このお茶出しをする際、気をつけておきたいことがあります。
タイミングについてです。
簡単そうに思えるお茶出しですが、タイミングによっては、大きな損失をもたらす場合があります。
たとえば、打ち合わせのため、お客さまが自社に訪問した際です。
まずお客さまに、お茶を出しますね。
しかし、訪問してすぐ打ち合わせに入り、白熱した雰囲気となる場合があります。
白熱した打ち合わせの最中に「お茶をお持ちしました」と言って割り込むと、話の邪魔になる場合があります。
お茶を出す人に悪気はないですが、タイミングによっては、話し合いの妨げになることもあると知っておくといいでしょう。
勢いに乗って進んでいた話が、一時中断されることがあります。
お茶を出す前に、話し合っている雰囲気を、よく確かめるようにしましょう。
もしすでに話が盛り上がっている様子なら、あえて「お茶をお持ちしました」という挨拶は控えます。
代わりに、軽くお辞儀をして、そっとお茶を差し出すといいでしょう。
代わりのお茶を差し出す場合、お金や契約の話などで大詰めに入っている状況なら、話し合いが落ち着くまでは控えましょう。
失礼ではなく、マナーの1つです。
もし、判断に迷う場合は、自社の先輩にアドバイスを求めてみましょう。