執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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どんなときにも、ペンとノートは持参する。

どんなときにも、ペンとノートは持参する。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

私が以前に先輩から指摘を受けたお話を、1つ紹介します。

私の上司が「ちょっと紹介したい人がいる」と言って、部下たちを10人ほど集めました。

上司の1人が都合のため、入れ替わり、新しく入ってきた新しい上司を紹介するとのことです。

私は、単なる紹介だからと思い、のほほんと手ぶらで向かっていると、ほかの先輩から指摘を受けました。

「どんな状態でも、一応ペンとノートくらいは持参したほうがいいよ」

私はちょっとした紹介で済むだろうと思って、軽く考えていました。

しかし、先輩はこう言います。

「いつどんなときに、大切な話があるかわからないから、常にメモは持参したほうがいい。大切な話を突然されることもあるからね」

私は、自分の行動を恥じてしまいました。

すぐペンとノートを取りに戻りました。

筆記用具が必要なのは、会議や打ち合わせの場だけではありません。

ビジネスの場では、どんなときにも必要です。

仕事をしている以上、いつ大切な話があるかわかりません。

メモを取る準備は、常にできているほうがいいのです。

社会人としての訪問・来客マナー(8)
  • どんなときにも、ペンとノートは持参する。
約束の時間に早すぎるのも問題。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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