私が以前に先輩から指摘を受けたお話を、1つ紹介します。
私の上司が「ちょっと紹介したい人がいる」と言って、部下たちを10人ほど集めました。
上司の1人が都合のため、入れ替わり、新しく入ってきた新しい上司を紹介するとのことです。
私は、単なる紹介だからと思い、のほほんと手ぶらで向かっていると、ほかの先輩から指摘を受けました。
「どんな状態でも、一応ペンとノートくらいは持参したほうがいいよ」
私はちょっとした紹介で済むだろうと思って、軽く考えていました。
しかし、先輩はこう言います。
「いつどんなときに、大切な話があるかわからないから、常にメモは持参したほうがいい。大切な話を突然されることもあるからね」
私は、自分の行動を恥じてしまいました。
すぐペンとノートを取りに戻りました。
筆記用具が必要なのは、会議や打ち合わせの場だけではありません。
ビジネスの場では、どんなときにも必要です。
仕事をしている以上、いつ大切な話があるかわかりません。
メモを取る準備は、常にできているほうがいいのです。