執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。

座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

日本のビジネスでは、海外のビジネスとは違い「和室」が数多く登場します。

お客さまとの打ち合わせが、座敷という場合があることでしょう。

また訪問した先輩の部屋が、和室ということもあります。

そんな和室で特に注意をしてほしいことは、座布団についてです。

うっかり座布団を踏んづけていませんか。

座布団の上に立つことはもちろんのこと、歩くのも要注意です。

これは、和式マナーのタブーとされています。

ご存じのとおり、座布団とは、座るときにお尻の下に敷く布団のことです。

座るための座布団です。

お尻に敷くものを踏んでしまう行為は、誰かのお尻を踏む状態と変わりありません。

つまり、座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じということです。

「それくらい気にしない」と思っても、見る人はきちんと見ています。

どんなにプライベートの席でも、座布団だけは踏んづけないように気をつけましょう。

社会人としての訪問・来客マナー(15)
  • 座布団は、踏まないようにする。
大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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