日本のビジネスでは、海外のビジネスとは違い「和室」が数多く登場します。
お客さまとの打ち合わせが、座敷という場合があることでしょう。
また訪問した先輩の部屋が、和室ということもあります。
そんな和室で特に注意をしてほしいことは、座布団についてです。
うっかり座布団を踏んづけていませんか。
座布団の上に立つことはもちろんのこと、歩くのも要注意です。
これは、和式マナーのタブーとされています。
ご存じのとおり、座布団とは、座るときにお尻の下に敷く布団のことです。
座るための座布団です。
お尻に敷くものを踏んでしまう行為は、誰かのお尻を踏む状態と変わりありません。
つまり、座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じということです。
「それくらい気にしない」と思っても、見る人はきちんと見ています。
どんなにプライベートの席でも、座布団だけは踏んづけないように気をつけましょう。