執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

30

「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

「清潔感」は、会社のイメージにつながる。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

あなたが友人の家に遊びに行ったときの、印象を思い出しましょう。

部屋の中には本があったり、ポスターが貼ってあったり、壁紙の色など、さまざまな物があることでしょう。

しかし、印象に残っていないのではないでしょうか。

残っている印象は「きれいな部屋」か「汚い部屋」のどちらかのはずです。

時間の経過とともに記憶は薄れ、最後に残るのは「清潔感」という印象だけになります。

人間にとって「清潔感」は、深く印象に残るということです。

これは生活や恋愛のみならず、仕事においても同じです。

会社の印象は、まず清潔感から始まります。

来客の予定が入っている場合には、前もって社内の掃除をしておきましょう。

お客さまが社内を見て感じたことは、会社のイメージにつながります。

商談をする際にも、この清潔感あふれる社内の雰囲気が決め手になる場合が多いのです。

清潔感のある人がモテるように、清潔感のある社内は、お客さまからの仕事が舞い込んできます。

清潔感があれば、イメージがよくなるからです。

恋愛では清潔感のある人と付き合いたいように、仕事でも清潔感のあふれる企業と契約を結びたいと思います。

人として自然な心理なのです。

急な来客の際は、掃除をする余裕がないときもあることでしょう。

せめて、自分のデスクだけでも整理整頓をしておきたいところです。

清潔感は、深く残る印象なのです。

社会人としての訪問・来客マナー(30)
  • 来客の予定が入っているときには、前もって社内の整理をする。
まとめ

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

同じカテゴリーの作品

2:05

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION