執筆者:水口貴博

社会人としての30の訪問・来客マナー

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お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。

お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。 | 社会人としての30の訪問・来客マナー

学生のころは、携帯電話の着信音は自分の好きな音楽に設定します。

自分の携帯電話ですから、好きに設定しても問題ありません。

しかし、社会人ともなれば、そうはいきません。

自分の携帯とはいえ、気を使う必要があります。

基本的に仕事中は、携帯の着信音はオフにして、バイブレーションモードにします。

着信音は、ほかの人に迷惑となるものです。

学生のころは許された着信音も、社会人では通用しません。

特に仕事の中でも、お客さまと話し合っている最中は、携帯電話の電源を「オフ」にしておくことをお勧めします。

やりすぎかと思われるかもしれませんが、ここまでケアができてこそ、本当の社会人です。

大事なお客さまと大切な商談をしているときに、着信音が鳴るのは大変失礼ですが、バイブレーションの音も気になるものです。

「ぶるぶる」というちょっとした音が、商談の妨げになることもあります。

「そのくらいいいじゃないか」と思うかもしれません。

しかし、お客さまの立場になって考えてみましょう。

大切な商談をしている最中に、バイブレーションの音があると、気がそれます。

商談中に携帯電話に出ることは、そちらのほうが優先であることを意味することになります。

大変お客さまに失礼です。

もうこの人と仕事を一緒にしたくないと思います。

オフにしている間にかかってきた電話やメールは、商談が終われば、携帯の電源を入れて、チェックすればいいのです。

たしかに面倒なのはわかります。

しかし、面倒と言っているうちは、まだ新人なのです。

社会人としての訪問・来客マナー(24)
  • お客さまとの商談中は、携帯の電源をオフにする。
用件が済んだ後の長居には気をつける。

社会人としての30の訪問・来客マナー

  1. 名刺交換のタブーに要注意。
  2. 文字を相手に向けて、両手で渡そう。
  3. 客先への訪問は、事前にアポイント(予約)をするのがマナー。
  4. 「お茶でいいです」の「で」は余分。
  5. 言い争いになりやすい話題(宗教・政治・野球)は、初対面では避けたほうがいい。
  6. 訪問先で出された飲み物は、飲みきってもいい。
  7. プライベートの感情を、仕事に持ち込まない。
  8. どんなときにも、ペンとノートは持参する。
  9. 約束の時間に早すぎるのも問題。
  10. 訪問の際は、手土産を必ず持参すること。
  11. 手土産選びにも注意しよう。
  12. お茶出しのタイミングは、特に気をつけておきたい。
  13. お茶は、まずお客さまから出すこと。
  14. 初めてのお客さまの地位を、あなたならどう確認しますか。
  15. 座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じだ。
  16. 大きな声の挨拶が、逆にタブーとなる場合がある。
  17. お客さまに対しては、階段を使って案内をしてはいけない。
  18. 謝罪の言葉を、削りたくても、削らない。
  19. 来客には、まず自分の上司から紹介をする。
  20. エレベーターでは、案内する人が先に乗り、後から降りる。
  21. ドアの開け閉めには、2種類のマナーがある。
  22. 上座と下座、違いをしっかり把握する。
  23. 車の上座と下座は、同じ席になる。
  24. お客さまとの商談中は、携帯はオフにする。
  25. 用件が済んだ後の長居には気をつける。
  26. 「すみません」という言葉を使って、お礼を言っていませんか。
  27. 「遅刻」と「忘れ物」は、絶対にしてはいけない。
  28. へりくだっても、度が過ぎると逆効果になる。
  29. テーブルの上に、バッグを置かない。
  30. 「清潔感」は、会社のイメージにつながる。

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