学生のころは、携帯電話の着信音は自分の好きな音楽に設定します。
自分の携帯電話ですから、好きに設定しても問題ありません。
しかし、社会人ともなれば、そうはいきません。
自分の携帯とはいえ、気を使う必要があります。
基本的に仕事中は、携帯の着信音はオフにして、バイブレーションモードにします。
着信音は、ほかの人に迷惑となるものです。
学生のころは許された着信音も、社会人では通用しません。
特に仕事の中でも、お客さまと話し合っている最中は、携帯電話の電源を「オフ」にしておくことをお勧めします。
やりすぎかと思われるかもしれませんが、ここまでケアができてこそ、本当の社会人です。
大事なお客さまと大切な商談をしているときに、着信音が鳴るのは大変失礼ですが、バイブレーションの音も気になるものです。
「ぶるぶる」というちょっとした音が、商談の妨げになることもあります。
「そのくらいいいじゃないか」と思うかもしれません。
しかし、お客さまの立場になって考えてみましょう。
大切な商談をしている最中に、バイブレーションの音があると、気がそれます。
商談中に携帯電話に出ることは、そちらのほうが優先であることを意味することになります。
大変お客さまに失礼です。
もうこの人と仕事を一緒にしたくないと思います。
オフにしている間にかかってきた電話やメールは、商談が終われば、携帯の電源を入れて、チェックすればいいのです。
たしかに面倒なのはわかります。
しかし、面倒と言っているうちは、まだ新人なのです。