人の目を気にしていると、あやつり人形のようになります。
社会的体裁、世間体、見栄を考えていると、型にはまった考えや行動しかできなくなります。
「~しなければならない」という、硬い考えと行動しかできなくなるのです。
「高学歴でなければならない」
「高収入でなければならない」
「かっこよくならなければならない」
決まりきった発想しかできません。
本当の自分を見失い、あやつり人形のように、他人に操られます。
本当の現実に気づきましょう。
もし収入がよくても、自分の大嫌いな仕事なら、心が豊かな状態とは言えません。
毎日が苦痛の連続で、仕方ないことでしょう。
それどころか、仕事を続ける精神力がもたなくなり、辞めてしまうのも時間の問題です。
また高学歴でも、将来自分のやりたいことを見つけることができなければ、宝の持ち腐れです。
本来、やりたいことがあって、そのために勉強をするのです。
ただやみくもに勉強をして高学歴になっても「行き先」を知らなければ、使う目的のない道具です。
かっこよさが、必ずしも正しいとは限りません。
ブランドを身に着ければ、もちろんかっこよくなります。
しかし、自分がそういう身なりをしているから、そうした友人ばかりがあなたに近づいてくるでしょう。
「類は友を呼ぶ」といいますが、個性を無視した身なり格好は、自分に合わない人たちがあなたに近づいてきます。
本当の友人を作りたければ、初めから素の自分を正直に出したほうが、自分に合った人間関係を作れます。
他人の心を気にしすぎると、いつの間にか自分の心が空っぽになります。
本当に大切なことは「他人の心」より「自分の心」です。
自分が本当に心から「楽しい、嬉しい、喜びだ」と感じることを基準に、仕事や勉強を選んでいきます。
そのほうが、必ずハートは生き生きします。
笑顔が増えて、精神的に元気になり、毎日が楽しくなります。
運命を変える力は、自分の外にはありません。
内側にあるのです。
自分のハートに注目して、どんなことに「楽しさ、嬉しさ、喜び」を感じるのかを見ていきます。
ハートが生き生きすることを、人の目を気にせず、していくのです。
運命は、そこから変わります。