自分を変える簡単な方法があります。
着る服を、友人に選んでもらう方法です。
自分が自分の服を決めると、いつも同じような服ばかりになります。
自分の好き好みはいつも一定しているため、自分の着る服を選ぶときも、いつも似たような服になります。
デパートに買い物に行って、何か新しい服を買おうと思っても、選んだ服は、いつも同じような服になってしまいがちです。
いつも同じような服ばかりを着ていると、気持ちは安定しますが、変化がありません。
服は、気持ちを変化させるために重要な役目を果たします。
もし、あなたが警察官の服を着たとします。
だらだらした気持ちでも、警察官の服を着ると、心が引き締まります。
そういうデザイン、形で作られているからです。
服には力があります。
警察官の服は、何も格好だけの話ではなく、着る人の心を引き締め、悪への取り組みを活気させるためにあります。
服は気持ちまで変化させるパワーがあります。
自分で服を選ぶとき、ほかの人に選んでもらうほうが、思いきった変化ができます。
あなたの好みを知らない友人は、友人のセンスで決めてしまいます。
それは、必ずしもあなたの好みに合うものとは限りません。
いえ、合わないことのほうが多いでしょう。
しかし、愚痴を言わず思い切って、購入して、実際に着てみます。
すると、初めは着慣れない服にぎこちないかもしれませんが、新しい気持ちになった自分に気づくことでしょう。
警察官の服のように、着る服を変えるだけで、心理的に大きな変化があります。
心が変われば行動も変わります。
顔つき表情も変わります。
それが結果として、運命を変えることにつながるのです。