執筆者:水口貴博

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

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相手の心の中まではわからない。「わかる」は禁句。

相手の心の中まではわからない。「わかる」は禁句。 | 落ち込んでいる人を元気づける30の方法

元気づけるときに、皆さんは気づかれていない禁句があります。

「わかる」という言葉です。

相手が一生懸命に悩みを打ち明けてくれている最中に「わかる、わかる」と同情するのです。

話をしている人は、心のどこかでむっとしています。

もちろん同情しようとする優しい気持ちはありがたいのですが、わかるわけがないのです。

相手の心の中まではわかりません。

話を聞いて客観的にわかったつもりでも「客観的な」状態です。

大切なことは、本人が「主観的に」わかることです。

当人以外の人が、わかりきった感じで「すごくわかるよ」と言うのはおかしいのです。

相手は、もうそれ以上、話をしてくれなくなります。

自分の頭を整理して話していくうちに、悩みは解決します。

相手に話をしてもらうのです。

話をすることで頭が整理され、主観的に理解できていくのです。

私も、悩みはあります。

悩みを話すと、すぐ「それ、わかる」と同情しようとする人がいます。

もうそれ以上、話をしたくなくなります。

「わかる」と言われては「ああそうですか。わかるなら、もう話す必要もないですね」と白けてしまい話す気がなくなるのです。

そのうえ「わかる」と言う人は、話を折るだけでなく、続けて自分の話をし始めてしまいます。

「わかる、わかる。私もね、以前にこんなことがあってね……」

このように、話を折って自分の話を持ち出してしまうのです。

こういうことをされると、いらいらも最高潮です。

まず、聞くことを徹底しましょう。

心のごみを吐き出してもらうのです。

落ち込んでいる人を元気づける方法(9)
  • 「わかる」という発言は控えるようにする。
一番のアドバイスは、聞かれたら聞き返すこと。

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

  1. 落ち込む原因は2つのみ。
    能力と存在。
  2. 大失敗は、大成功。
  3. 「存在」の欠乏から立ち直るには、時間がかかる。
  4. 人間は、何かに寄り添っていかないと、生きていけない。
  5. 人間には、理解してもらいたい欲求がある。
    話を聞いてもらえるだけで癒される。
  6. 話を聞くときには、話を折らないことが大切。
  7. 相槌を打つと、話が進んでいく。
  8. 落ち込んでいる人に対して「頑張れ」は禁句。
  9. 相手の心の中まではわからない。
    「わかる」は禁句。
  10. 一番のアドバイスは、聞かれたら聞き返すこと。
  11. 言葉より手書きの手紙のほうが、元気づける効果がある。
  12. 特別に接しない。
    普通に接することが大切。
  13. 成長するためには、落ち込むことが必要。
  14. 励ませば励ますほど落ち込む。
  15. 現実逃避が、落ち込み逃避になる。
  16. 話を聞くときには、2人きりになるのが大切。
  17. 愚痴を吐き出せば、最後は笑いで締めくくることが大切。
  18. 話を聞くときの一番のポジションは、斜め横。
  19. とにかく相手の話を否定しない。
  20. 話の最後を繰り返すと、話がどんどん前に進んでいく。
  21. 暗い表情だから暗くなる。
    明るい表情だから明るくなる。
  22. 「ありがとう」が、相手を元気づける。
  23. 落ち込んでいる人には「観る」ことが大切。
  24. 褒められることで、自信がつく。
    元気づけることとは、褒めること。
  25. 褒めるときには、外側より内側を褒めることが大切。
  26. 元気づけることとは、他人が褒めていたことを本人に伝えてあげること。
  27. 元気づけることとは、教えてもらうこと。
  28. ただ、そばにいてくれるだけでいい。
  29. 落ち込んでも、自然と立ち直る。
    そっとしてあげることも大切。
  30. 落ち込むことで強くなる。
    落ち込めることに感謝しよう。

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