執筆者:水口貴博

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

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人間には、理解してもらいたい欲求がある。話を聞いてもらえるだけで癒される。

人間には、理解してもらいたい欲求がある。話を聞いてもらえるだけで癒される。 | 落ち込んでいる人を元気づける30の方法

とにもかくにも、まず相手の話を聞くことが大切です。

相手が今、何で悩んでいるのかは、聞いてみなければわかりません。

「能力」で落ち込んでいるのか「存在」で落ち込んでいるのかを頭において、じっくり相手の話を聞くのです。

元気づけることは、相手を知らないとできません。

相手を知ることは、まず話を聞いてみないとわからないのです。

悩み落ち込んでいる人は、普通、支離滅裂なことを言います。

どんどん支離滅裂な話をしてもらいましょう。

1年ぶりに水道の蛇口をひねると、さびが出てきます。

ですがずっと流し続けていくと、そのうちきれいな水が出始めてきます。

人の話を聞くことはそれと同じです。

支離滅裂なことを言っているのは、水道のさびと同じです。

さびの後に、きれいな水が出始めてきます。

さびを出さないときれいな水は出てこないのです。

支離滅裂なことを言うのは、しっかりさびが出ている証拠です。

順調に話が前に進んでいることもあり、腰をすえてゆっくり聞くことが大切です。

たくさん話をするだけで、元気になる人もいます。

私はただ、相手の話を聞いていただけなのに、それだけで元気になってくれるのです。

人間には、理解してもらいたい欲求があります。

話を聞いてもらえるだけで理解してもらえたと感じ、ほっとするのです。

話を聞くことは、相手を癒していることになります。

まず、相手の話を聞くことが一番重要なのです。

落ち込んでいる人を元気づける方法(5)
  • 話を聞く。
話を聞くときには、話を折らないことが大切。

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

  1. 落ち込む原因は2つのみ。
    能力と存在。
  2. 大失敗は、大成功。
  3. 「存在」の欠乏から立ち直るには、時間がかかる。
  4. 人間は、何かに寄り添っていかないと、生きていけない。
  5. 人間には、理解してもらいたい欲求がある。
    話を聞いてもらえるだけで癒される。
  6. 話を聞くときには、話を折らないことが大切。
  7. 相槌を打つと、話が進んでいく。
  8. 落ち込んでいる人に対して「頑張れ」は禁句。
  9. 相手の心の中まではわからない。
    「わかる」は禁句。
  10. 一番のアドバイスは、聞かれたら聞き返すこと。
  11. 言葉より手書きの手紙のほうが、元気づける効果がある。
  12. 特別に接しない。
    普通に接することが大切。
  13. 成長するためには、落ち込むことが必要。
  14. 励ませば励ますほど落ち込む。
  15. 現実逃避が、落ち込み逃避になる。
  16. 話を聞くときには、2人きりになるのが大切。
  17. 愚痴を吐き出せば、最後は笑いで締めくくることが大切。
  18. 話を聞くときの一番のポジションは、斜め横。
  19. とにかく相手の話を否定しない。
  20. 話の最後を繰り返すと、話がどんどん前に進んでいく。
  21. 暗い表情だから暗くなる。
    明るい表情だから明るくなる。
  22. 「ありがとう」が、相手を元気づける。
  23. 落ち込んでいる人には「観る」ことが大切。
  24. 褒められることで、自信がつく。
    元気づけることとは、褒めること。
  25. 褒めるときには、外側より内側を褒めることが大切。
  26. 元気づけることとは、他人が褒めていたことを本人に伝えてあげること。
  27. 元気づけることとは、教えてもらうこと。
  28. ただ、そばにいてくれるだけでいい。
  29. 落ち込んでも、自然と立ち直る。
    そっとしてあげることも大切。
  30. 落ち込むことで強くなる。
    落ち込めることに感謝しよう。

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