人は誰でも、年を取れば記憶力が衰えます。
「今さら趣味を始めても、難しいことは覚えられない」という声が聞かれます。
老いは誰にでも来るものです。
アンチエイジングといっても、老いにあらがうことはできません。
年齢とともに記憶力が低下するのは仕方ないことのように思えます。
しかし、これは誤解です。
趣味を楽しんでいると、年齢とともに記憶力が衰えるのはただの思い込みであることがわかります。
若い人はもちろん、高齢者でも、驚異的な記憶力を発揮している人は少なくありません。
小説が好きな人は、登場人物の名前や特徴をすぐ覚えます。
登山が趣味の人は、山の名前や地名を簡単に覚えます。
英会話も語学学習も、やればやるだけ単語を覚えられるし、フレーズも口にできるようになります。
推し活が趣味の人は、推しのプロフィールはもちろん、推しの歌の歌詞をすべて覚えています。
覚えるのに時間がかかることはあっても、覚えられないことはありません。
むしろすいすいあっという間に覚えます。
しかも覚えるのが早いうえ、なかなか忘れません。
「私は年だから。記憶力が悪いから」と言いつつ、趣味に関することは、驚異的な記憶力を発揮するのです。
これが「好きの力」です。
好きな趣味は、頑張らなくてもつい覚えてしまいます。
年齢による記憶力の衰えなんて、ただの思い込みなのです。
今さら始めても覚えられないと尻込みせず、どんどんチャレンジすればいいのです。
好きなことに年齢は関係ありません。
覚えることがたくさんあっても大丈夫です。
心配しなくても簡単に覚えられるし、なかなか忘れません。
忘れたとしても、好きなことは接触回数が多いため、復習もスムーズです。
好きな趣味をすれば、誰でも年齢に関係なく、自然と記憶力のスイッチがオンになります。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。
好きなことは何でも自然と集中してしまうので、上達も早くなるという意味です。
スキルの向上はもちろんのこと、驚異的な記憶力も発揮するのです。
人は、好きなことに関して、すさまじい記憶力を発揮します。
年齢は気にせず、興味のあることはどんどんチャレンジすればいいのです。
好きの力を信じ、自分の可能性に気づいてください。
結局のところ、好きで楽しんでいることは、何でも身につくのです。