自分の趣味を紹介したとき、思わぬ一言を言われることがあります。
「そんなの趣味じゃない」と否定されてしまうのです。
誰でも普通にやっている日常的なことは、趣味らしくないと思われやすいもの。
たとえば、掃除、洗濯、歯磨き、入浴、睡眠です。
あまりに平凡なことだと、趣味には入らないと思われ、そういう一言を言われてしまうのです。
「そんなの趣味じゃない」と否定されたとき、どうするか。
ひるまないことです。
そして落ち込まないことです。
趣味に定義はありません。
何が趣味かは、人が決めるものではなく、自分が決めるものです。
掃除が趣味でもいい。
洗濯が趣味でもいい。
歯磨きが趣味でもいい。
もちろん入浴や睡眠だって、本人が趣味と思えば趣味になります。
普通にテレビを見ることも空を眺めることも、本人がそれに楽しみを感じているなら、趣味といえるのです。
趣味に特別な条件はありません。
自分が趣味だと思えば、趣味なのです。
みんなが普通にやっていることでも、自分がそれを趣味としているなら、堂々と胸を張って主張できます。
考えようによっては、毎日やっている平凡な行為が趣味というのは素晴らしいことです。
毎日欠かさず趣味を楽しんでいることになります。
普通のことに楽しみを見いだしているということです。
一つ一つの行為を、じっくり丁寧に味わっているということです。
日常の小さなことに楽しみを見いだせているのは、幸せである証拠です。
人から「そんなの趣味じゃない」と否定されても、ひるむことも落ち込むこともありません。
堂々と胸を張って、趣味であることを貫きましょう。
自分の趣味は、自分で決めるものです。
自分の幸せも、自分が決めるものなのです。