時間の節約に有効なのは、テンプレートの活用です。
「テンプレートの利用は当然」と思うかもしれませんが、じっくり振り返ると、利用ができていないところがあるかもしれません。
利用できるところはすべて利用するつもりで徹底してください。
仕事では、さまざまなテンプレートが存在しています。
たとえば、メールのテンプレートです。
冒頭の挨拶や署名部分など文言共通しているところは、テンプレートとして活用できます。
日頃からメールでやりとりをしていると、同じような内容のメールを送ることが多いことに気づかされるでしょう。
仕事を受ける場合や断る場合、連絡や報告する場合など、パターンごとにテンプレートを用意しておきたい。
仕事が速くなるだけでなく、誤字脱字の防止にもつながります。
プレゼン資料を作るときにも、プレゼン資料のテンプレートを利用することです。
一からページを作成するのは非常に大きな労力を要します。
職場に仕事のできる先輩がいれば、実績のあるプレゼン資料をいただきましょう。
実績のあるプレゼンは構成や展開が良い証拠ですから、テンプレートに持ってこいです。
もちろんそっくりそのまま流用するわけではありません。
あくまで書き方や構成を参考にするということです。
資料の表紙、ヘッダー、フッターなど共通している部分をテンプレートとして利用します。
基本となる型だけ利用しつつ、内容部分だけ入れ替えます。
そのうえで自分なりのアレンジを少し加えれば、あっという間に素晴らしいプレゼン資料の完成です。
企画書や提案書も、一から書き始めるのではなく、テンプレートを利用するのが得策です。
職場の先輩から実績のあるものをいただき、それをテンプレートにして、自分の企画書・提案書に作り替えましょう。
テンプレートの利用をずるいと言う人もいますが、大きな誤解です。
テンプレートの利用は、どのビジネスでも当たり前に行われていることです。
変な精神論を出して、自分の手で一から作ることに固執していると、時間の浪費につながります。
楽できるところは楽をすることです。
仕事の精度とスピードを高めることができるのですから利用しない手はありません。
ネット上にも素晴らしいテンプレートが数多くあるので、気に入ったものがあればどしどし利用してください。
テンプレートの利用をためらう必要はないのです。