ビジネスでは、アポを取る場面があります。
営業のアポ、取材のアポ、会議のアポ。
時間を節約したいなら、アポの取り方に工夫があります。
こちらの都合さえつくなら「今日はいかがですか」から始めてください。
アポを入れるとき、時間を置こうとする人が少なくありません。
「明日はどうでしょうか」「3日後はどうでしょうか」「木曜日はどうでしょうか」という日程で調整されることが多い。
なぜか少し時間を置こうとしがちです。
しかし、時間を置く必要はありません。
アポを取るとき、時間を置かなければいけないルールはありません。
ビジネスではスピードが重要ですから、わざわざ時間を置くのはナンセンスです。
アポを取る場面になったら、最短日程から調整するのがベストです。
最初に「今日はいかがですか」から始めるのがいいのです。
ダメ元で都合を伺ってみる。
当然ながら「さすがに今日は厳しい」と断られることが予想されますが、そうではないケースもあるかもしれません。
「大丈夫ですよ」と意外とすんなりOKしてくれるかもしれません。
もし今日がダメなら「明日はいかがですか」と聞いてみます。
明日がダメなら「あさってはいかがですか」と聞いてみます。
あらゆる最短日程は「今日」です。
最短日程である今日を基準にして、少しずつ調整していくことで、時間が節約されます。
お互いの都合がつくなら、早いに越したことはありません。
性急な印象を与えないか心配する人もいるかもしれませんが、まったく問題はありません。
ビジネスではスピードが命です。
何事も早いに超したことはありません。
聞いてみるだけなら損はありません。
断られても別に失うものは何もないのですから、ダメ元で聞いてみるのが良い。
断られたとしても、少なくとも相手に積極性をアピールできるのでしょう。
熱意と積極性が相手に伝われば、少々スケジュールが厳しくても、都合をつけてもらえるかもしれません。
「今日はいかがですか」と聞いてみることで、ビジネスが加速するのです。