時間の節約術の1つに「同じものを2つ持つ」があります。
会社員の場合、自宅でカバンに仕事道具を詰めて、会社に着いたらカバンから取り出します。
帰宅するとき、またカバンに仕事道具を詰めて、自宅に戻ったら取り出します。
カバンに詰め替える作業は、生産的でも何でもありません。
ちょっとしたことですが、時間を節約するならここがポイントです。
自宅と会社とで同じものを2つ用意しておけばいいのです。
たとえば、仕事道具は、会社と自宅とで同じものを2つ持ちます。
学生であれば、勉強に必要な本は、学校と自宅とで同じものを2つ持ちます。
同じものを2つ持てば、いちいち机からカバンに詰め替える手間暇が省けるのです。
詰め替えるのは30秒でできることかもしれませんが、この30秒が大切です。
詰め替える作業は、1日4回発生するので、合計して2分です。
これが30日続けば60分、つまり1時間という計算になります。
小さな時間も積み重なれば大きくなるのです。
同じものを2つ用意しておくことは、忘れ物を防ぐメリットもあります。
「持ってくるのを忘れた!」ということがなくなります。
確実に忘れ物を防止できれば、仕事や勉強の機会を逃すことはありません。
日頃から忘れ物が多い人であれば、有力な方法となるはずです。
同じものを2つ買うと出費は2倍となりますが、時間の節約と忘れ物の防止の2つを実現できるのは大きなメリットといえます。
時間の節約を徹底したいなら、試してみる価値はあるでしょう。