移動時間の節約に、お金を出しましょう。
「お金で時間を買う」という考え方を身につけてください。
たとえば、タクシーの利用です。
タクシーは贅沢と思われがちですが、そうとは言い切れません。
タクシーは、移動時間の強力な節約ツールだからです。
たとえば、普段なら1時間かかる移動を、1,000円払ってタクシーを使うと、15分で到着したとします。
これは、45分の移動時間を節約できたことになります。
言い換えると、45分を1,000円買ったということです。
45分あれば、いろいろなことができます。
まとまった家事を片付けられるでしょう。
本なら、何十ページも読み進められるでしょう。
小さな仕事であれば、1つや2つくらいは処理できるはずです。
「1,000円がもったいない」という人もいますが、45分を1000円で買ったと思えば、考え方が変わるのではないでしょうか。
しかもタクシーの中は自由に過ごせます。
仕事をしてもいいし、電話をしてもいい。
横になって仮眠を取ってもいい。
公共交通機関とは違って他のお客さんがいないので、自由に過ごせます。
もちろんドライバーと雑談を楽しむのもお勧めです。
タクシードライバーは、情報通であることが多いもの。
日頃から町のあちこちを走っているので、思わぬ情報を聞けることがあります。
これだけでもお金を出す価値は十分あると言えるでしょう。
あまり知られていませんが、タクシーの中は飲食もOKとなっています。
ドライバーによってはドライブスルーもさせてくれることもあります。
ただし、厳密にはタクシーによって判断が異なるので、ドライバーと相談しておくのがいいでしょう。
タクシーを上手に利用すれば、1日の密度が向上して、より有意義に過ごせます。
どんどんタクシーを使って、どんどん時間を節約していきましょう。
移動時間の節約は、タクシーに限ったことではありません。
他にもさまざまな選択肢があります。
どれも一回りお金はかかりますが、移動時間の節約には効果的です。
いかに1日は24時間を有効に使うかです。
お金で時間を買えることは素晴らしいことです。
お金の節約がすべてではありません。
お金の節約より時間の節約です。
濃密な時間を送るためにも「時間をお金で買う」という概念を取り入れましょう。
時間でお金を買うことは、知性的な行為です。