私たちの食事は、朝・昼・晩の1日3食が基本です。
当たり前の食事パターンであり、学校でも会社でも1日3食が基本となっています。
1日に必要な栄養を取るためにも、欠かさず食事を取ることが大切です。
「朝食は控えめ、昼食は普通、夕食はがっつり食べる」というパターンが多いのではないでしょうか。
規則正しい食事は、生活リズムを整えるメリットもあります。
「食事は1日3食取るものだ」と考えている人も多いのですが、時間の節約をするなら、この常識を少し見直してみたい。
仕事でばたばたすることがあるでしょう。
ひっきりなしに仕事が舞い込んできたり、立て続けにお客さんの対応をしなければいけなかったり。
トイレに行く時間すらままならないほど、忙しいときがあるものですね。
あるいは、体質的にあまりおなかが空かないタイプの人もいるでしょう。
1日3食はちょっと多いのではないかと感じる人もいるはずです。
そうしたケースでは、思い切って1食抜くのも1つの方法です。
たとえば、お昼に仕事がばたばた立て込んで、休む暇がないなら、思い切って昼食を抜きます。
昼食の時間を省けるため、時間の節約になります。
1食を抜いた程度であれば、即健康を害することはありません。
昼食を抜いた分は、夕食を少し多めに取ればOKです。
そもそも1日3食が定着したのは、江戸時代・元禄期(1688~1704年)以降のことです。
物流の向上や産業の生産性が高まったことで1日3食が浸透していきましたが、それ以前は1日2食で済ませることが一般的でした。
過去の人たちが習慣にしていたことなら、現代の私たちにもできるはずです。
必要なカロリーや栄養は、1日全体でバランスを取れば、問題になることはありません。
食事と食事の間隔が長いため、少々空腹に悩まされますが、水や飲み物で空腹を紛らわせる方法もあります。
合う・合わないの問題があり、人を選ぶ方法ではありますが、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
1日3食という常識を疑ってみることです。
1日2食のほうが体調が良いという人もいるかもしれません。