悪い流れになっているときは、息が詰まるような感覚を覚えることがあります。
それは気のせいではなく、本当のことかもしれません。
自分の呼吸を振り返ってみましょう。
呼吸が浅くなっていないでしょうか。
悪い流れになっているときは、疲れやストレスの影響のため、いつの間にか呼吸が浅くなっていることがあります。
たかが深呼吸とはいえ軽視できません。
酸素は、生きていくうえで必要不可欠なもの。
呼吸が悪くなっていると、脳に酸素が行き渡らず、ぼうっとします。
思うように思考力や集中力が出なくて、つまらないミスも増えてしまいがちです。
さあ、あらためて深呼吸です。
深く大きく呼吸することで新鮮な酸素がたっぷり取り込まれ、自律神経が整い、脳が本来のパフォーマンスを取り戻します。
自律神経は、自分の意志とは無関係に作用する神経ですが、呼吸だけは例外です。
呼吸は、自分の意志で自律神経をコントロールできる唯一の方法です。
落ち着いて深呼吸を行うことで、自律申請の働きを正常化させる働きがあります。
深呼吸は、心の安定させるスイッチなのです。
深呼吸をするときのポイントは「吐くことより吸うことに重点を置くこと」です。
これを5セット以上繰り返してみてください。
肩の力を抜いて、リラックスしながら行いましょう。
わずかな時間ですが、脳が元気を取り戻し、リフレッシュやストレス解消ができるでしょう。
そして、自分の中にエネルギーが取り込まれていくことを実感できるはずです。
呼吸を整えることは、心や気持ちを整えることです。
思考が明瞭になり、心や精神も安定して、悪い流れを断ち切れるのです。