自分の睡眠時間を振り返ってみてください。
睡眠不足になっていたり、不規則な生活になっていたりしていないでしょうか。
悪い流れになっているときは、睡眠不足になっていることが多いもの。
睡眠は、人間の3大欲求の1つです。
生きていくうえで欠かせない睡眠が不足していては、悪い流れになるのも当然です。
睡眠不足が長期的に続くと、がんや認知症、うつ病になるリスクを高めるといわれているため軽視できません。
悪い流れを断ち切るために、いま一度、十分な睡眠を心がけてください。
「最低限の睡眠」ではなく「十分な睡眠」を心がけることが大切です。
一般的に理想的な睡眠時間は「8時間30分」とされています。
もちろん理想的な睡眠時間は人によって異なりますが、少なくとも7時間は確保したい。
どれだけ短くても、6時間は死守してください。
ただし、1日6時間程度の睡眠を続けたとしても、自覚できない睡眠不足の状態にあるため、油断は禁物です。
たっぷり睡眠を取ると、寝起きがすっきりして爽快です。
肉体的な疲れも精神的な疲れも吹き飛んでいます。
元気とエネルギーがチャージされているので、朝から気持ち良くスタートダッシュができます。
睡眠にはリセット効果があります。
たっぷり睡眠を取ると、嫌な記憶も忘れていて、暗い気持ちも吹き飛んでいます。
仕事や学校が終われば、余計な寄り道はせず、早めに帰宅して、たっぷり睡眠を取りましょう。
夜更かしも厳禁です。
夜遅くに見たいテレビ番組があるなら、録画機能を利用して、時間があるときに視聴する工夫を心がけましょう。
残業や繁忙期の都合で帰宅時間が遅くなるときもあるでしょう。
忙しい毎日を送っていて帰宅時間も遅くなりがちなら、休日や週末に不足した睡眠を補いましょう。
日々のわずかな睡眠不足が借金のように蓄積した状態のことを「睡眠負債」といいます。
寝だめはできませんが、睡眠負債は後からたっぷり寝ることで返すことなら可能です。
睡眠は人間の3大欲求の1つですから、不足することがないように心がけてください。
たっぷり睡眠を取ることで、心身が整い、悪い流れを断ち切れるのです。