「規則正しい生活」ができているでしょうか。
小学生のころから、親や先生から叩き込まれる習慣ですね。
「何を今さら当たり前のことを……」と思われるかもしれませんが、大人だからといってできているとは限りません。
自信を持って「できている」と言える人は、意外と少ないのではないでしょうか。
悪い流れになっているときは、生活リズムが乱れがちになっていることが少なくありません。
規則正しい生活は当たり前で基本的なことですが、基本ができていなければ、悪い流れを断ち切れません。
基本に立ち返るつもりで、いま一度、規則正しい生活を心がけてください。
規則正しい生活のポイントとなるのは「食事」と「睡眠」です。
食事は、毎日3食を心がけましょう。
1日2食や1日1食の人もいますが、事情がある場合を除き、推奨されることではありません。
むやみに食事を減らすと栄養不足のリスクが高まるため、きちんと3食を取るのが原則です。
朝食・昼食・夕食のそれぞれを、同じ時間に取ることを心がけてください。
おやつの時間もあっていいですが、おやつの時間もできるだけ同じ時間に取るのがベストです。
睡眠時間も要チェックです。
早寝早起きを心がけたうえで、起床時間と就寝時間を一致させるようにしましょう。
仕事量に変動があって、起床時間・就寝時間がずれることもあるかもしれません。
時間がずれるとしても、30分以内に収めることを心がけたい。
見たいテレビ番組があるなら、録画機能を利用して、時間があるときに視聴する工夫をしましょう。
大幅にずれるとしても、1時間以内に収めることを死守してください。
朝起きたときに大切なのは「朝日を浴びること」です。
人の体内時計は「およそ24時間10分」といわれていて、1日24時間とは少しずれが生じています。
このずれを正しくリセットするのが「朝日」です。
朝日を浴びると、目から入った太陽の光によって、体内時計が正しくリセットされます。
朝起きたら、大きく窓を開け、たっぷり日光を浴びましょう。
明日からと言わず、さっそく今日から規則正しい生活を心がけてください。
1日早く心がければ、1日早く改善されます。
規則正しい生活を送ることで、良いリズムが生まれ、悪い流れから良い流れへ変わっていくのです。