街角のショーやテーマパークのイベントで、着ぐるみを見かけることがあるでしょう。
着ぐるみは、いつも子どもたちに大人気です。
ひときわ存在感があって、自然と注目が集まりますね。
ところが、大人は違います。
着ぐるみを見たとき「中に人が入っている」と思いながら見ていませんか。
大人は、中に人が入っていることを知っています。
どんな人が入っているのかなと、こっそり口の穴から顔をのぞくことがあるでしょう。
こなれた動きをしていると「プロの人かな」「演劇部の出身なのかな」と思うこともあるかもしれません。
これがつまらないのです。
「中に人が入っている」と思ってしまうと、しらけます。
冷めた目で見ることになり、面白くありません。
現実に引き戻され、夢がないのです。
子どもは、着ぐるみを見ると、はしゃぎます。
本物だと思っているからです。
ポケモンやミッキーマウスの着ぐるみを見かけたら、本物だと思っています。
だから本気で喜び、きらきら目を輝かせます。
着ぐるみを見かけたとき、冷めた目で見るのではありません。
いま一度、子ども心を思い出し「本物」と思いながら見てみてください。
中に人が入っていることを忘れること。
妄想でも思い込みでもいいのです。
ゆるキャラの着ぐるみを見かけたら「本物だ」と思いながら見ましょう。
怪獣ショーがあるなら「本物の怪獣だ」と思いながら、じっと見つめてみてください。
ポケモンやミッキーマウスの着ぐるみを見かけたら「本物のポケモンだ」「本物のミッキーマウスだ」と思いながら見ましょう。
本物と思うと、感じ方が変わります。
着ぐるみの一挙手一投足が愛らしく感じられるでしょう。
童心がよみがえってきて、どきどきわくわくするのです。
遊び心の1つとして、ぜひ取り組んでみてください。
子ども心を持った大人になりましょう。