成功したいなら、フライングスタートが欠かせません。
フライングスタートに悪いイメージを持っていないでしょうか。
たしかにスポーツ競技であれば、フライングスタートはNGです。
ルール違反になってしまいます。
競技によっては一発で失格になることもあります。
学校の試験でも、始めの合図があってから取りかかるでしょう。
しかし、人生の場合は違います。
人生では、フライングスタートが反則になりません。
面白いことに、許容されているのです。
学校教育にどっぷり浸かった良い子ちゃんは、真面目にピストル音が鳴ってから取りかかろうとします。
学校で成績の良い人ほど、スタートの合図をきちんと守ろうとします。
それが良くないのです。
やりたいことがあれば、わざわざ待つ必要はありません。
みんなで一斉にスタートする必要はないし、スタートの合図を待つ必要もありません。
むしろ待ってはいけないのです。
人生で成功したいなら、スタートの合図がある前に取りかかりましょう。
いざ、フライングスタートです。
早く始めれば、それだけ早く前に進めます。
スポーツ競技の場合、フライングスタートは反則ですが、人生の場合は反則になりません。
反則に見える、正則です。
許される行為なのですから、どしどしフライングスタートをしていきましょう。
やりたいことや好きなことがあれば、今すぐ取りかかりましょう。
叶えたい夢や目標があるなら、今すぐできることに取りかかりましょう。
早く取りかかれば、それだけリードできます。
世の中の成功者たちを見てください。
成功者たちは、早く取りかかった人たちばかりです。
早く取りかかったから、他の人と差をつけることができ、先行者有利の恩恵を享受できました。
独走状態を実現でき、いち早く成功をつかめたのです。
特にビジネスの世界は、競争です。
ビジネスには「ファーストムーバー・トップシェア(First mover, Top share)」という法則があります。
「最初に動いたものが者がトップシェアを握る」という意味です。
競争だからこそ、少しでも早く取りかかることが成否を分けます。
先行者有利の恩恵を受けたいなら、積極的にフライングスタートをするつもりで、とにかく早めに始めることです。
早く取りかかるから、早く成長ができます。
早く取りかかるから早く問題点を発見でき、早く問題点を発見できるから早く改善ができます。
たとえ失敗したとしても、早めに取りかかっていれば、遅れを最小限に抑えられます。
周りが動き始めてから動くようでは成功できません。
周りが動き始める前に動く人が成功します。
フライングスタートは、成功の基本戦略なのです。