真面目な取り組みが評価され、仕事が認められると、いずれ昇進に機会に恵まれます。
ポジションが上がって、リーダーやマネージャーの立場になるのは実に喜ばしいことです。
立身出世は、上を目指すビジネスパーソンにとって誰もが夢見る目標でしょう。
権限が与えられれば、やりたいことがやれるようになり、ますます仕事が楽しくなります。
ところが、出世をした途端、挨拶のマナーが悪くなる人がいます。
今までとは打って変わって、挨拶が受け身になるのです。
こういう人は「自分のほうが上の立場だから、挨拶は相手からするもの」という考えがあります。
これは大きな誤解です。
挨拶に立場は関係ありません。
「自分のほうが上の立場だから、挨拶は相手からするもの」という考え方は、偉そうな考えになっている証拠です。
挨拶は、立場の上下に関係なく、積極的に行っていくものです。
挨拶はビジネスマナーの基本であり、人間関係の潤滑油でもあるため、立場の上下は無関係です。
挨拶は「常に先手」を心がけるようにしてください。
遠慮なく、どしどし行っていきましょう。
気持ちのいい挨拶が飛び交う職場には、明るい雰囲気が広がります。
立場が高くなるほど、社会人のお手本となる行動が求められるため、挨拶も今まで以上に先手を心がけるのが正解です。
積極的に挨拶ができるリーダーやマネージャーは、部下からも慕われるのです。
たとえ自分が会社の経営層になったとしても、積極的な挨拶は変わらないのです。