自分の生き方は誰が決めるのでしょうか。
自分です。
親が決めるものでもありません。
人生の岐路に立ったときは、さまざまな声が聞こえてきます。
親の声、先生の声、友人や恋人の声、上司や先輩の声。
自分から意見を求めることもあれば、相手から言われることもあるはずです。
人生の岐路に立ったとき、正しい選択をするにはどうすればいいのでしょうか。
お金のこと、家族のこと、健康のことなど、さまざまなことを考慮する必要があります。
親の声もあれば、周りからの声に惑わされることもあり、なかなか容易ではありません。
人生の岐路に立ったときは、子どものころの作文を読んでみましょう。
小学生や中学生のころ、将来の夢や仕事について書いた作文があるのではないでしょうか。
たいていは一度書いたきりで、なかなか読み返すことはありません。
休むのが下手な人がいます。
ろくに休暇を取りません。
サボることもなく、いつも真面目で一生懸命。
人生の岐路で避けたいことの1つは「短期的な視点」です。
「今すぐお金が欲しい」
「今すぐ結婚したい」
あなたが才能はどこにあるのでしょうか。
難しい問いに思えますが、実はシンプルな話です。
あなたが才能は「頑張らなくても人よりうまくできること」にあります。
人生の岐路では「人は人、自分は自分」という考え方が大切です。
友人から進路決定の話を聞いたとき、心がそわそわして、少なからず動揺することがあるでしょう。
周りが自分より順調に進んでいたり、自分よりかっこいい道に進もうとしていたりすると、影響を受けます。
人生の岐路に立ったときは、悔いのないよう全力を尽くしてください。
手抜きは一切不要です。
今後の人生を決める、重要な場面だからです。
「忙しくて好きなことができません」と言う人がいます。
たしかに何をするにも、時間は必要です。
時間がなければ、やりたいこともできず、好きなことにも打ち込めないように思えます。
人生の岐路に立ったら「チャンスの塊を得た」と思ってください。
人生の岐路は、さまざまなチャンスに関わる場面でもあるからです。
自己理解を深めるチャンスです。
「お金持ちになりたい」という言葉は、悪い言葉ではありません。
「できるだけお金をたくさん持ちたい」と思うのは、当然の気持ちです。
事実、お金があるほど、さまざまなことが実現可能になります。
あれもこれも欲しがってはいけません。
あれもこれも欲しがるのは、我慢を知らない人のすることです。
欲のままに欲しがると終わりがありません。
計画を立てるときには、今の時間を起点にして考えるより、残り時間で考えるほうがうまくいきます。
残り時間で考えるほうが具体的になるからです。
「残り90日」という日数にして考えるほうが、計画も分けて考えやすくなります。
自分事のことで判断や選択に迷うことがあり、人に意見を求めました。
そんなとき、自分の意見と相手の意見が一致しないことがあります。
「人が正しいというやり方」と「自分が正しいと思うやり方」の2つがあるとします。
多くの人が直線コースの人生を目指しています。
よい大学に進学して、一流企業に就職して、運命の人と結婚する。
幸せな家庭を持ち、子宝に恵まれ、自分の家を持つ。
いい声の人に出会ったら、声を褒めましょう。
外見や性格を褒めることはあっても、声を褒める人は少ない。
声優やアナウンサーのように声で仕事をしている人なら別ですが、そうでなければ声を褒められることは少ないでしょう。
「私にこれは向いていません」「私はこれが向いていると思います」と言う人がいます。
じっくり話を聞いてみると、不自然な点に気づきました。
まだ一度も経験したことがないのです。
人生の岐路に立ったとき「壁にぶつかった」と考える人がいます。
これはよくある勘違いです。
自分で作り出した幻想であり、ないのに「ある」と思い込んでいます。
なぜ人の話を興味を持って聞けないのか。
それは、自分に関係ない話だと思っているからです。
自分に関係している話なら興味を持って聞けますが、自分に関係ない話は興味が湧かず、退屈に感じます。
世の中には「スーパースター」と言われる人物がいます。
各界には、スーパースターと呼ばれる人物がいるでしょう。
過去のスーパースターもいれば、現在活躍中のスーパースターもいます。
「よくお似合いですよ」
お店で服を選んでいると、店員から声をかけられ、服との相性を褒められました。
お世辞や決まり文句とわかっていても、やはり嬉しい一言に違いありません。
「私は運動不足です」
「オフィスワークが多くてろくに運動をしていない」
「ずっと体を動かしていないので何とかしないといけない」
ポジショントークとは、自分の立場を利用して、自分が有利になる発言のことをいいます。
もともと投資業界で使われていた言葉ですが、現在では幅広い業界で使われています。
テレビや雑誌では、専門家たちが自分たちの立場を利用してポジショントークを繰り広げています。
高速道路の運転中、うっかり分岐を間違えるときがありませんか。
「しまった! 間違えた!」と思ったときは時すでに遅し。
高速道路の逆走は厳禁です。
「施設で育った」
「貧乏な家に生まれた」
「親が離婚していて、ひとり親で育てられた」
「井の中の蛙」という言葉があります。
広い海を知らない蛙のように、外に広い世界を知らず、狭い範囲の知識にとらわれることをいいます。
世間では井の中の蛙を非難する風潮があり、外に出て行くことを推奨する言葉が聞かれます。
オーディションで不採用通知を受けたとき、ひどく落ち込む人がいます。
「またダメだった。容姿が悪いせいだろうか。演技力が低いせいだろうか。情けないことだ」
落ち込むだけで終わらず、自分を責めて、自己嫌悪や自己否定をする人さえいます。
どんな道を選ぶかは、重要ではありません。
重要なのは、誰が選んだかです。
他人に選んでもらった道は、残念ですが、すべて要注意です。
「親が許してくれないからできません」と嘆く人がいます。
「親が許してくれないので、結婚できません」
「親が許してくれないので、海外留学ができません」