英会話教室に行くと、高齢の生徒がいます。
中国語教室でもフランス語教室でも同じです。
料理教室・音楽教室・パソコン教室でも、やはり高齢の生徒がいます。
若い生徒に交じって、真剣に勉強しているのです。
どこの教室でも見かける定番の光景です。
教室に限りません。
図書館に行くと、必ず高齢の人がいて、熱心に読書をしています。
カフェやレストランでも、熱心に本を読んでいる高齢者と出会います。
老眼鏡をかけて読んでいる人を見かけることも少なくありません。
「その年齢で勉強して何になるの?」「今さら勉強しても仕方ないのでは?」と思うかもしれません。
いいえ、違うのです。
人間は本来、いくつになっても勉強できます。
「勉強は若い人がするもの」と思っているなら誤解です。
勉強に年齢は関係ありません。
学びたいと思ったときが適齢期です。
勉強は、年齢に関係なく、すべての人に開かれています。
知らないことを知ることは楽しい。
知識を得ることは快感です。
勉強すればするほど、自分の世界がどんどん広がります。
たとえ高齢であっても、勉強すれば、脳が鍛えられます。
最新の研究によると、脳の海馬というところは、新しい神経細胞が生まれることが確認されています。
海馬は、記憶力に関係している部分として有名なところです。
脳には無限の可能性を秘められていて、いくつになっても勉強できる力が備わっているのです。
勉強ほど素晴らしいものはありません。
学びたいなら、年齢に関係なく、学びましょう。
本を買って学ぶのも良し。
教室に通って新しいスキルを身につけるのも良し。
中年になっても高齢になっても、興味があれば、ゴーサインです。
勉強は、一生楽しめる娯楽なのです。