公開日:2022年5月27日
執筆者:水口貴博

新しいことを始める30の言葉

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与えられた仕事だけをして満足しない。与えられた仕事に付加価値を付ける。

与えられた仕事だけをして満足しない。与えられた仕事に付加価値を付ける。 | 新しいことを始める30の言葉

与えられた仕事だけをすればいいと思っている人がいます。

もちろん与えられた仕事がきちんとできていれば、上司は文句を言わないでしょう。

与えられた仕事をそつなくこなしていれば、普通に給料をもらえ、次第に上司からの信頼も勝ち取っていけるはずです。

しかし「仕事ができる人」という目標を目指すなら、与えられた仕事をするだけで満足するのは早い。

社会人であれば、与えられた仕事をするのは普通のことであり、特別なことではありません。

では、どうするか。

仕事ができる人になりたいなら、与えられた仕事に付加価値を付けることを意識してください。

付加価値といっても大げさである必要はありません。

ちょっとしたプラスアルファで十分です。

たとえば、会議で配る資料の印刷を依頼されたとします。

普通に印刷して終わりにするのではなく、ページ順を整えたりめくりやすくホチキスで留めたりすれば、付加価値となります。

上司から市場調査の結果報告を依頼されたとします。

シンプルに結果だけ報告するのではなく、先を見据えた分析や具体的な改善策も一緒に提示できれば、付加価値となります。

これは雑用においても同じです。

書類整理を依頼されたとします。

ただ整理して終わりにするのではなく、タグやラベルを貼って見やすくすれば、付加価値として評価されます。

電球や蛍光灯が寿命を迎え、交換を依頼されたとします。

単に交換して終わりではなく、新しく予備を発注したり交換時期のリストを作成したりすれば、立派な付加価値となります。

忘れてならない付加価値は「スピード」です。

依頼された仕事を期日より早く仕上げることができれば、スピードという付加価値となります。

仕事が遅くて困ることはあっても速くて困ることはありません。

上司は「もうできたの?!」と驚き、評価してくれるでしょう。

与えられた仕事に、何か1つでもいいので、付加価値を付ける工夫をしてみてください。

ここで大切なのは「ゲーム感覚」です。

「ほかに何かできることはないかな」

「今回はどんな付加価値を付けようかな」

「付加価値を付けるゲーム」という考え方になれば、エンターテインメント性が生まれ、考えることが楽しくなります。

仕事に付加価値を付けることが習慣になると、ますます仕事が楽しくなっていき、好循環が生まれます。

そうした積極性を上司は高く評価してくれます。

「なかなか気が利くではないか」と褒められ、認められます。

結果として、出世も早くなるのです。

新しいことを始める言葉(10)
  • 与えられた仕事に付加価値を付ける。
グループレッスンより個人レッスンのほうが、挫折しにくい。

新しいことを始める30の言葉

  1. 本を1冊選んで買うことは、それ自体が奇跡。
  2. 映画鑑賞の後は、新しいチャレンジのゴールデンタイム。
  3. 小さな変化を積み重ねていくにつれて「新しい自分」に出会える。
  4. フライングスタートは、成功の基本戦略。
  5. 勉強に年齢は関係ない。
    人は、何歳からでも勉強できる。
  6. 未知なるものへの好奇心は、最高のモチベーション。
  7. 重い腰を上げるのを、あと3分早くしよう。
  8. 笑われる恐怖を取り除く、魔法の言葉。
  9. きれいな字で書こうとするから、メモの習慣が身につかない。
    汚い走り書きで書こうとすれば、メモの習慣が身につく。
  10. 与えられた仕事だけをして満足しない。
    与えられた仕事に付加価値を付ける。
  11. グループレッスンより個人レッスンのほうが、挫折しにくい。
  12. 評価だけを基準にした選び方では、新しい冒険ができない。
  13. 「1年1テーマ」は、社会人にぴったりの勉強単位。
  14. 「自分軸」を持てば、振り回されない。
  15. 「もっと早く知りたかった」と思うことがあっても、悔やまない。
  16. 職場環境の良しあしは、社員の様子に表れる。
  17. 「とりあえず取っておこう」でよくあるパターンとは。
  18. 頭の固い人を説得するときは、根拠のある客観的データを突き出せ。
  19. 虹は、自然からのサプライズプレゼント。
  20. 成長の遅い人は、自分の経験からしか学ばない。
    成長の早い人は、他人の経験からも学ぶ。
  21. 1日に1つは「ちょっと難しいこと」にチャレンジしよう。
  22. 自分のほうが上の立場だから、挨拶は相手からするものと思っていませんか。
  23. 始めるきっかけは、立派なものでなくていい。
  24. 勢いを大切にするには、むやみに休憩を挟まないこと。
  25. 人は、学ぶことが好きな生き物。
  26. 倒れても立ち上がれ!何度でも立ち上がっていれば、いずれ相手は逃げていく。
  27. 前から気になっている通信教育講座に思い切って申し込んでみよう。
    人生の新しい扉が開いて、素晴らしいことが始まる。
  28. 好きなことなら、あまり疲れない。
    大好きことなら、いくらでもストレスに耐えられる。
  29. 棋士は投了の際「負けました」と口にする。
    負けを認めるから、次につながる。
  30. 「私は運が悪いんです」と嘆く人は、そう言うことで運を悪くさせている。

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