世界を変えるにはどうすればいいのでしょうか。
「世界を変える」と聞くと、スケールの大きい印象を受け、誰もが難しいと思うでしょう。
世界を変えるのは一筋縄でいくことではありません。
一部の偉人や天才が成し遂げることであり、普通の人には無理難題と思うに違いありません。
「できるわけがない」「自分が世界を変えるなんて不可能」と思うのではないでしょうか。
ここに誤解があります。
実というと、世界を変えるのは難しいことではありません。
むしろ簡単です。
自分が変わればいいのです。
「自分も世界の一部」だからです。
世界を変えることを「世界を一変させる」という意味で捉えていないでしょうか。
大げさに捉えすぎです。
たしかに世界を一変させるのも1つの解ですが、世界を少し変えることも1つの解です。
世界にはおよそ80億の人がいて、多くの人から成り立っています。
自分が変われば、80億分の1が変わったことになります。
きわめて小さな変化ではありますが、変化があったのは事実です。
80億分の1であっても、世界を変えたことになります。
たとえば、あなたが新しいポジティブ習慣を身につけたとします。
それは世界の雰囲気をちょっとだけ変えたことになります。
あるときあなたは困っている人を見かけ、親切に接したとします。
微力ながらも、世界平和に貢献できたことになります。
自分一人の問題に思えますが、自分も世界の一部であることを思い出してください。
新しい習慣を身につけることは「自分の変化」であると同時に「世界の変化」でもあります。
新しい習慣を身につけることは、世界を変えることにつながります。
忘れてならないのは「波及の可能性」です。
あなたが変わると、それを見た人が「素晴らしい! 私もああなりたい!」と感激して、手本や参考にすることがあります。
1人の変化とはいえ、周りに波及していくことで、より大きな変化をもたらす可能性があるのです。
自分が持つ可能性に気づいてください。
世界を変えたいなら、まず自分が変わりましょう。
自分が変われば、あなたは世界を変えたことになります。
あなたには、世界を変える力があるのです。