いらいらするのは、自分の視野が狭くなっている証拠です。
視点が低いため、視野が狭くなっています。
人間関係にいらいらするのも、狭い範囲で考えているからです。
だいたい人間関係に悩んでいる人は、半径5メートルの人間関係です。
たとえば、会社での人間関係でいらいらするのは、自分の席から半径5メートル以内の人に対してです。
私たちは、半径5メートルという狭い範囲で悩んでいます。
近くにいる存在だから、ささいなことが目につき、大げさに見えます。
一方、社長に対してはあまりいらいらしません。
半径5メートルより離れたところにいます。
社長は、遠い存在のような気がするため、気になりません。
わからない相手に、いらいらすることはありません。
実感があるのは、半径5メートルの人間関係です。
その狭い人間関係の中で、私たちは悩みを持っています。
自分が悩んでいる人間関係も、狭いのではないでしょうか。
たった半径5メートルの人に、いらいらしてしまっているのです。
視野をもっと広げればいい。
たとえば、自分の視点を、もっと高くして見てみましょう。
隣の人は、100メートル上空から見れば、単なる点に見えます。
その点がどうであろうと、大したことはないと考えます。
そんな小さな点の態度、言葉遣いがどうであろうと、大したことではありません。
その事実に気づいて、いらいらなくしてしまいましょう。