仕事の悩みは、一度パートナーに相談してみるといいでしょう。
自分の知識や知恵にも限界があります。
自分で考えていると、どうしても主観的になってしまい、視野が狭くなっていることがあります。
知らず知らずのうちに偏った見方をしていることも少なくありません。
1人で抱え込んでいてはなかなか問題が解決せず、ストレスもたまるばかりです。
そんなときに頼りとなるのが、パートナーです。
仕事上で悩んでいることがあれば、パートナーに相談を持ちかけてみるといいでしょう。
もちろん機密事項や守秘義務については厳守が絶対です。
「パートナーに相談しても無駄」
「気の利いたアドバイスができるわけがない」
「素人のアドバイスなんて役立たないに決まっている」
そう思うかもしれませんが誤解です。
たとえ素人だとしても相談を持ちかけてみる価値はあります。
現場のことについては無知で、完全に第三者であり、性別も異なります。
しかし、客観的な立場で予備知識がないからこそストレートな意見をもらえることが多い。
パートナーであれば、素直に感じたことや思ったことを話してくれるでしょう。
パートナーの何気ない一言にはっとさせられたり、なるほどと思ったりすることは少なくありません。
会話のキーワードからインスピレーションを得て、アイデアにつながることもあるでしょう。
仕事の悩みをパートナーに相談してみると、気づきが得られることが多い。
「ダメでもともと」という気持ちでいいので、一度相談を持ちかけてみるといいでしょう。
「今こんなことで悩んでいるんだけど、どう思う?」
意外な意見がもらえ、問題解決の糸口につながることがあります。
パートナーは、プライベートだけでなく、ビジネスでも頼りになる存在です。
繰り返しますが、機密事項や守秘義務については厳守が絶対です。
いくら相談とはいえ、機密事項を漏らすのは言語道断。
守秘義務は固く守り抜くことが必要です。
では、機密事項や守秘義務については相談を諦めるしかないかというとそうではありません。
こうした場合に有効なのは「ぼかし」と「例え話」のテクニックです。
数字や固有名詞については、特定できないよう、ぼかしたり例えたりする工夫が有効です。
「A商品とB商品があって、それぞれにこんな違いがあるとしたら、君ならどちらを選ぶ?」
「ある会社にAさんとBさんがいて、2人にこんな事情があって対立しているとしたら、君ならどう対処する?」
「たとえばの話で聞いてほしい。ある取引先でこんなトラブルが起きているとしたら、君ならどう解決する?」
ぼかしや例え話を使えば、スムーズに相談できるはずです。