今日やれば普通にできることを、明日に回していませんか。
もちろん事情があって今日できないならいいのです。
時間がなくてぎりぎりの状態だったり、くたくたに疲れてパワーがなかったりするときもあるでしょう。
余裕がないときは無理をしないのが賢明です。
無理をして取り組むと、注意力が低下して、単純ミスを招くことになります。
リカバリーの仕事が発生して、仕事が減るどころか増えることになるでしょう。
また時間やタイミングの都合で、今日やるべきではないケースもあるはずです。
待たなければいけないときには、待つのが仕事です。
時間やタイミングの都合があって今日やるべきではないなら、仕事を待機させる必要があるでしょう。
しかし、今日やれば普通にできることを安易に明日に回しているなら、話は変わります。
「やる気が出ない」
「見たいテレビ番組がある」
「友人と遊びに行く約束がある」
心当たりがあればイエローカードです。
仕方ない言い分に聞こえますが、どれも安易な理由です。
今日やれば普通にできることを明日に回しています。
時間にも体力にも余裕があるのにそれをしないのは、単なる甘えです。
仕事への責任感が欠如しています。
使命感を持って仕事に取り組んでいません。
結局のところ、やりたくないのです。
「明日やろう」と思いますが、ここでよくあるパターンがあります。
翌日になってやるのかと思いきや、再び同じ言い訳が始まります。
「やる気が出ない」「見たいテレビ番組がある」「友人と遊びに行く約束がある」などの言い訳で、先延ばしが繰り返されます。
安易に先延ばしをする人はそれが習慣になっているため、延々と繰り返されます。
「明日やろう」と思うことは、明日になってもやらないのがオチです。
1日の遅れとはいえ油断は禁物です。
小さな遅延も、積み重なると大きな遅延になります。
気づけば、手遅れの状態になっているのです。
迷いは不要です。
「やろうかなどうしようかな」と迷っているうちにどんどん時間が過ぎていきます。
迷い時間ほど無駄な時間はありません。
シンプルに行動してください。
今日やれば普通にできることなら、今日やりましょう。
明日に回す言い訳をしたくても、ぐっとこらえ、今すぐ取りかかることです。
この習慣を繰り返すことで、仕事がスムーズに進んでいきます。