出世を目指すなら「体型」に着目です。
出世と体型は無関係に思うかもしれませんが、実はしっかり関係しています。
まず注意したいのは、肥満です。
残念ですが、肥満体の人が出世するのは厳しいと考えたほうがいいでしょう。
欧米では「肥満体の人は出世できない」といわれています。
肥満体は自己管理能力の欠落を表します。
自分の体すら管理できない人が部下の管理もできるとは考えにくいため、上からよい評価を得られず、出世が厳しくなるのです。
どのくらい太ると、肥満と言えるのか。
肥満かどうかの判断は主観に頼って判断するのではなく、客観的な基準で評価するのがよいでしょう。
こういうときに役立つのは「BMI」です。
BMIが25以上を越えたら、肥満と判断してください。
もしあなたが肥満体に当てはまるなら、今すぐ減量を始めましょう。
出世だけでなく健康にも関わることですから、ダイエットは待ったなしです。
「来週から」「来月から」と言わず、さっそく今日から減量に取り組んでください。
体重管理の目標は、BMIの標準範囲です。
具体的には、BMIが18.5以上、25未満です。
運動と食事制限の両方を行いながら、こつこつダイエットに取り組んでいきましょう。
ただし、急激なダイエットは避け、長期的な計画で無理なく体重を落としていくようにしてください。
長い目で取り組んだほうが、無理なく続けられ、リバウンドも少なくなります。
さて、注意しなければいけないのは、肥満体だけではありません。
痩せすぎにも注意してください。
BMIが18.5未満の場合、痩せすぎと判断してください。
痩せているとはいえ、がりがりに痩せ細って骨と皮だけの状態では、肥満体と同様、自己管理に問題があると見なされるでしょう。
完全にスリムを通り越して、不健康な状態です。
最低限の筋力や体力すらなければ、精力的に仕事をするのが難しくなります。
痩せすぎていると、免疫力が下がって病気がちになり、仕事だけでなく日常にも支障が出る可能性があります。
タンパク質の豊富な食事をたっぷり取って、積極的に食べることを意識しましょう。
また筋トレと有酸素運動でしっかり筋肉を増やし、増量を心がけるといいでしょう。
減量であれ増量であれ、達成には強い意志が必要ですが、仕事に必要なマインドを鍛えるつもりで取り組んでください。
標準体型になれば、出世の道も開かれます。