避けられない仕事があります。
「後回しにしたところで、いつか必ずやらなければいけない」
「ほかの人に頼むのが難しく、自分がやらなければいけない」
どうしても避けられない仕事があるものです。
仕方なく取り組むことになりますが、このときよくあるのが「嫌々やる」という姿勢です。
逃げることができないので、腹をくくって「仕方ないからやるか」と重い腰を上げる。
取りかかるだけまだいいのですが、これがなかなか思うように進みません。
消極的な姿勢なのでなかなか頭が回らず、集中もできません。
だらだら仕事をすることになり、仕事のスピードも遅くなる。
ふと手抜きをしようかと魔が差して、よい成果を上げるのは難しい。
嫌々やると、簡単な仕事でもストレスを感じます。
面白い仕事も、嫌々やるとつまらなくなるから不思議です。
少しでも楽に済ませたいので、何とか手抜きができないかという考えも出てきます。
嫌々やったところで、いい仕事はできないのです。
避けられない仕事は「心の持ちよう」が大切です。
開き直って、潔く気持ちを切り替えましょう。
「嫌々やる」ではなく「受けて立つ」という姿勢になるのです。
避けられない仕事は避けられません。
潔く逃げるのは諦め、受けて立つ姿勢になりましょう。
受けて立つ姿勢になれば、積極的に取り組む姿勢になります。
依頼者から「さあ、この仕事を片付けられますか」と試されていると考えましょう。
仕事の挑戦状を突きつけられているところをイメージしてください。
依頼者がいなければ、神様から挑戦状を突きつけられているところをイメージするといいでしょう。
受けて立つ姿勢になれば、積極的な姿勢に変わります。
チャレンジ精神が刺激されます。
チャレンジャーとしての野心が燃えてきて、仕事に対する意欲が湧いてくるでしょう。
がぜんやる気が出てきて、集中して取り組めるようになる。
自分の持てる力を最大に発揮することになり、予想以上の結果を出せるでしょう。
受けて立つ姿勢になれば、難しい仕事もすぐ終わるに違いありません。
同じ仕事をするにしても、心の持ちようひとつで、気分も行動も結果も変わります。
実際には嫌々した気持ちがあったとしても、弱い心は吹き飛ばして、しゃきっと気持ちを切り替えてください。
避けられない仕事であればあるほど、受けて立つ姿勢で取りかかりましょう。