外食の際、トイレを行くタイミングに注意が必要です。
たかがトイレと思いますが、外食の楽しみに関係するポイントの1つです。
「トイレは、行きたくなったときに行けばいい」
「トイレのタイミングなんて適当でいいだろう」
そう思うかもしれませんが、意外と軽視できません。
食事中にトイレに行きたくなったとき、どうなるでしょうか。
目の前の料理よりトイレのことで頭がいっぱいになるでしょう。
股間の圧迫感が気になって、もぞもぞせずにはいられず、落ち着こうにも落ち着きません。
冷や汗をかいたり表情がぎこちなくなったりしていいことはありません。
生理現象は我慢すれば、自然と解消されるものではありません。
むしろ我慢すればするほど、悪化していきます。
食事中に離席すると、食事を一時中断することになります。
温かい料理なら冷めてしまい、冷たい料理ならぬるくなってしまいます。
人と一緒にいて会話を楽しんでいる最中なら、せっかく盛り上がった会話を中断させることになります。
食事の雰囲気が壊れたり会話のリズムが狂ったりテンションを下げたりするでしょう。
仕方のない状況とはいえ、ちょっとした悪影響があるのも事実です。
どれだけ素晴らしい料理も、トイレを我慢していると集中できません。
食事前には、きちんとお手洗いを済ませておきましょう。
ベストは、お店に入る前です。
ところによっては店内にトイレがないケースもあるので、事前にお手洗いを済ませておくのがベターです。
特にフルコースの場合、始まりから終わりまで長い時間になるはずです。
トイレは「念のため」が大切です。
前もってトイレを済ませておけば、安心して食事を楽しめます。
お店に入って注文前にトイレに行きたくなることもあるでしょう。
その場合は、注文を終えて料理が出てくるまでの待ち時間を利用するといいでしょう。
ファストフードでないかぎり、しばらく待ち時間ができるので、上手に時間を活用できます。
食事中トイレに行きたくなったら、できれば食事を終えた後がいいでしょう。
ただし、無理に我慢する必要はありません。
食事中トイレに行きたくなれば、もちろん途中離席が可能です。
いくら事前に注意しても、冬場だったり長話になったりすると、食事中トイレに行きたくなることはあって当然です。
もともとトイレが近い体質の人もいるでしょう。
少なくとも食事を始める前には、ベストコンディションになっておくことです。
きちんとトイレを済ませておくことは、結局のところ「食事のため」と考えてください。
仕方ないときもありますが、できるだけ食事中のトイレ離席は少ないに越したことはありません。
ベストコンディションで食事を始めると、それだけおいしい料理に集中できます。