執筆者:水口貴博

外食の達人になる30の方法

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お店の前を通り過ぎても頭から離れないなら、本当はそこに行きたいということ。

お店の前を通り過ぎても頭から離れないなら、本当はそこに行きたいということ。 | 外食の達人になる30の方法

気になるお店があって近くまでやってきました。

おなかもほどよくすいています。

「どうしようかな。入ろうかな。まあいいか」

なかなか踏ん切りがつかない。

お店に入ろうかと迷いつつ、目前にして結局見送ることにしました。

お店の前を通り過ぎ、次のことに頭を切り替えようとしました。

ところがここで不思議なことが起こります。

お店の前を通り過ぎたにもかかわらず、頭から離れない。

100メートル歩いて離れても、頭から離れない。

300メートル離れても500メートル離れても頭から離れない。

もしそんなことがあれば、やるべきことはただ1つです。

引き返して、そのお店に入りましょう。

本当はそこに行きたいということだからです。

頭から離れないのは、本当は行きたい証拠

通り過ぎれば、普通はそのまま忘れます。

通り過ぎても頭から離れないということは、心の奥では「そのお店に入りたい」と思っている証拠です。

自分の心の本音に気づくことです。

おなかの虫が「食べたいよ!」と叫んでいます。

自分では普通に感じていても、お店のことが頭から離れないことが証拠です。

お店を通り過ぎたままにしておくと「やっぱりあのとき入っておくべきだった」と後悔するでしょう。

気になるものは気になる。

外食をするのに、いちいち理由を考えないでください。

お店は気軽に入るところです。

お店の前を通り過ぎても頭から離れないなら、引き返して入る

お店の前を通り過ぎても頭から離れないなら、やるべきことは1つです。

引き返してそのお店に入りましょう。

「変な行動かな」「かっこ悪いかな」と思う心配はありません。

引き返すことを恥ずかしがらないでください。

単なる行動の修正です。

後になって考えが変わり、行動を改めるのはよくあることです。

人間ですから誰でも気の迷いはあります。

むしろ自分の本心に気づけただけでも、よかったと思うことです。

引き返す距離が長くなるのは好都合

引き返す距離が少々長くなってもいいのです。

300メートルでも500メートルでも引き返すことです。

考えようによっては、引き返す距離が長いのは好都合です。

食事前の軽い運動です。

おなかをすかせてから食べるのが特においしい。

ちょっと体を動かしておけば、空腹感も増して、ますます外食を楽しめます。

外食の達人になる方法(4)
  • お店の前を通り過ぎても、頭から離れないなら、引き返して入る。
お店の外観も、外食の楽しみの1つ。

外食の達人になる30の方法

  1. 外食の予定を立てることは、積極的に人生を楽しむことになる。
  2. 「今度行ってみよう」と思ったお店に行ってみよう。
  3. 外食は、財布と時間に余裕があるに超したことはない。
    ただし、ないならないで楽しめる。
  4. お店の前を通り過ぎても頭から離れないなら、本当はそこに行きたいということ。
  5. お店の外観も、外食の楽しみの1つ。
  6. 「まあ、この料理でいいか」と考えるのではない。
    「よし、この料理に決めた!」と考えるのだ。
  7. 注文するときは、きちんと料理名を言い切る。
  8. 「おいしいものを食べに行こう」は、言われるものではなく、言うもの。
  9. メニューの裏側を見る癖は、食の可能性を広げる癖。
  10. どれだけ素晴らしい料理も、トイレを我慢していると集中できない。
  11. 店員さんを名前で呼ぶと、早く仲良くなれる。
  12. お店の人と仲良くなる3つのポイント。
  13. 本当に食べたいなら、喜んで行列に並ぼう。
    暇つぶしの道具があれば、待ち時間は苦にならない。
  14. 少しくらい値段が高くても、第一希望を食べるのがいい。
    人生に、第二希望・第三希望を選んでいる暇はない。
  15. フードペアリングのおすすめは、変に身構えず、素直に受け入れてみる。
  16. 普通に慣れたらカスタマイズに挑戦して、バリエーションを楽しもう。
  17. マイ箸は、エコに役立つだけではない。
    外食をグレードアップさせる道具。
  18. なぜ食通は嫌われるのか。
  19. 同じお店を楽しむのもいい。
    いろんなお店を楽しむのはもっといい。
  20. 食事会を企画することは、企画力のトレーニングになる。
  21. レストランの予約は、残業の抑止力になる。
  22. 「食事が終わった」と油断してからのデザートには、格別の嬉しさがある。
  23. 「いつもので」が通じるようになったら、常連客として認められた証拠。
  24. 外食でお金を使いすぎた罪悪感は、仕事で晴らす。
  25. 食べたいものがたくさんあるときは「次のお楽しみ」と考えよう。
  26. 「また来ますね」を社交辞令で終わらせていないか。
  27. 雨の日は、外食日和。
  28. 意見箱には、感謝の感想を書いてもいい。
    お店にとって絶賛の言葉ほど嬉しいものはない。
  29. 新しい食生活として「外食のはしご」を取り入れてみませんか。
  30. 人生で一度くらいは「最高級店」に行ってみる。

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