人気店では、店頭に行列ができることがあります。
多くの人が殺到して、食べる前に10分待ちや15分待ち、時には30分待ちというところもあります。
「並ぶのは嫌だな」と思いますが、このときのフットワークが大切です。
本当に食べたいものなら、喜んで行列に並びましょう。
本当に食べたいものなら、並ぶだけの価値があります。
行列が長いということは、それだけ人気である証拠です。
行列は「待ってでも食べたい」という人々の心が反映された結果です。
多くの人がそのお店の味を支持しているということです。
もちろん好みがあって確実においしいとは言い切れませんが、少なくとも期待はできると考えていいでしょう。
行列が長いとうんざりするかもしれませんが、たかが行列です。
別に難しいことでも何でもありません。
ただ並んで待つだけのことです。
行列に並んで少し待つだけで、食べたいものが食べられます。
行列のできる人気店であれば、事前にネットで調べれば予想がつくでしょう。
「いつも行列ができている」といった事前情報があれば、暇つぶしの準備もスムーズにできます。
椅子に座ることはできませんが、立っているだけでも足腰の筋肉を使います。
立っているだけでも運動です。
じっと立っているだけでも、カロリーを消費します。
体重60キロの人が15分ほど立ち続ければ、30キロカロリーほど消費されます。
たかが30キロカロリーとはいえ、ばかにはできません。
わずかではあるものの、れっきとしたカロリー消費であり、空腹感を大きくすることに役立ちます。
「食事前の緩い運動」「食べる前のカロリー消費」と思えばいいこと。
前もってカロリーを消費しておけば、きちんとおなかをすかせることができ、よりおいしくいただけるようになります。
空腹感が大きくなればなるほど、一口目の感動も大きくなります。
待ち時間は悪いものとは限りません。
待ち時間は、あったらあったで好都合です。
行列の待ち時間がもったいないと思いますが、上手に時間を利用すればいいだけです。
たとえば、読書です。
待ち時間に本を読んでいれば、勉強時間になって上手に暇をつぶせます。
スマホでニュースをチェックするのも1つの方法です。
情報収集の時間にでき、時間を有効活用できます。
もちろんゲームで暇つぶしをするのも悪くありません。
ゲームに熱中すれば、時間はあっという間に経つでしょう。
友人にメッセージを送ったり仕事のメールをチェックしたりするのも上手な時間の使い方です。
待ち時間が長くても、暇つぶしの道具さえあれば苦になりません。
有意義に変えることさえできれば、待ち時間が15分だろうと30分だろうと、もはや関係ないのです。