流されない生き方をするなら「他人評価」に要注意です。
私たちは、他人からどう評価されているのか気になることがあります。
「私は人からどう映っているだろうか」
「どう思われているのだろうか」
「どう評価されているのだろうか」
「あの人にとって、私はどんな価値があるのだろう」
たしかに人目を気にすることがあるでしょう。
受験での内申書、就職活動での面接、職場での人事評価。
評価される場面があるのも事実です。
評価されないより評価されるほうが、嬉しいのは間違いありません。
だからといって、他人評価で生きるのはよくありません。
他人評価で生きると、他人の価値観に振り回されます。
世の中にはいろいろな人がいます。
価値観は人それぞれです。
ある人が「おいしい」と感じる食事は、別の人には「まずい」と感じるかもしれません。
ある人が「面白い」と感じた映画は、別の人には「つまらない」と感じることもあるでしょう。
ある人が「正しい」と感じることが、別の人には「間違っている」と感じることもあるでしょう。
他人の評価ばかり気にしていると、相手の価値観に振り回されます。
人の評価を気にすると、人の価値観に振り回されます。
「どれがいいの?」
「どれが正しいの?」
「どれが本当なの?」
注意が定まらず、困惑が増え、ストレスになります。
他人評価で生きると、振り回されることになります。
自分評価で生きましょう。
自分評価を大切にしてください。
「自分で自分を評価する」ということです。
「自分がよければ、それでよし」と考えます。
ほかの人がどう感じようとどう評価しようと関係ありません。
自分が「良い」「悪い」と思えば、それが正解です。
食事をして「おいしい」「まずい」と思えば、それが正解です。
自分から見て「美しい」「醜い」と思えば、それが正解です。
他人からの評価は気にしません。
自分がどう感じ、どう評価するかです。
人生の主役は自分なのですから、自分の評価を第一にすることです。
他人評価は答えが無数にありますが、自分評価は答えが1つしかありません。
答えは、自分が下した評価だけです。
自分が下す評価を大切にしてください。
自分が下す評価は、自分にしかできないものだからです。
「私が下した評価はこれだ!」と胸を張りましょう。
自分評価で生きていれば、流されることはありません。
自分評価で生きるとはいえ、人の評価が気になることもあるでしょう。
もちろん他人評価を気にすることはあっていいのですが「参考程度」にしておくことです。
「なるほど、そういう考え方もありますね」
「意見として参考にさせていただきます」
一定の距離を保ちながら吸収していきましょう。
参考として接すれば、上手な付き合い方ができます。
あくまで自分評価が最優先基準です。
自分評価を軸にすることで、あなたの中で芯が生まれ、他人評価ともうまく付き合えます。