誕生日、バレンタインデー、ホワイトデー、クリスマス。
プレゼントの主役は、もらう側と贈る側のどちらでしょうか。
おそらくほとんどの人が「もらう側」と答えるはずです。
やはりプレゼントは、もらう側が主役と考えることが多いでしょう。
たしかにもらう側も主役です。
相手にめでたいことや喜ばしいことがあって、気持ちの印・祝いの表現としてプレゼントを贈ります。
しかし「もらう側だけが主役」と思い込んでいるなら考え直したほうがいいでしょう。
プレゼントの主役は、もらう側だけではありません。
贈る側も主役です。
すてきなプレゼントをいただくと嬉しいですが、もらう側だけではありません。
プレゼントを贈る側も、もらう側と同じくらい嬉しさがあります。
喜びと感動があります。
「贈る」という行為は、サービス精神がなければできません。
「相手に喜んでもらいたい」という美しい心の表れです。
サービス精神は、私たち人間にとって最も尊い心の1つ。
贈る行為は、積極的な愛情表現です。
そこには、純粋な愛が表現されています。
プレゼントを贈ることで、サービス精神が磨かれます。
相手が喜ぶ顔を見られます。
人を幸せにできます。
相手を喜ばせることが、自分の喜びになります。
相手が笑顔になると、自分も笑顔になれます。
相手を幸せにさせることが、自分の幸せになります。
贈る側も、もらう側と同じくらい喜びと幸せを味わえるのです。
気づいてください。
プレゼントは、もらう側だけでなく、贈る側も主役です。
贈る側も、もらう側と同じくらい、大きな喜びと幸せを実感できます。
ただし、ここで大切な約束事があります。
あくまで「純粋な気持ち」が条件です。
義理に贈ったり見返りを求めたりするのはよくありません。
義理や見返りがあるのは、純粋とは言えません。
義理や見返りがあると「単なる出費」に思え、無駄遣いに感じられます。
面倒に感じられ、贈る行為が苦痛になります。
心がなかったり不純だったりする贈り物は、無味乾燥なプレゼントになります。
プレゼントを贈るときは「相手を喜ばせよう」というサービス精神が大切です。
サービス精神があれば、プレゼントを贈る側は、受け取る側と同じくらい感動できます。
もらう側より贈る側のほうが、大きな喜びと幸せを感じることもあるのです。