執筆者:水口貴博

アイデアを出す30の方法

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インターネットに依存した情報収集には要注意。

インターネットに依存した情報収集には要注意。 | アイデアを出す30の方法

「何かアイデアのヒントはないだろうか」

そう思って手を伸ばすのは、インターネットでしょう。

現代はインターネット社会です。

ほとんどの人がスマートフォンを持ち歩き、手軽にインターネットを楽しめます。

検索エンジンでキーワードを入力すれば、一瞬で関連情報を入手できます。

「手軽」という点において、もはやインターネットにかなうものはありません。

インターネットなら、文字情報だけでなく、画像や動画で情報を受け取ることも可能です。

わかりやすい図やグラフがあったり、具体的な動画があったりします。

一瞬で簡単に情報が得られるため、1日に何度も検索エンジンを利用している人も多いでしょう。

上手にインターネットを活用すれば、アイデアのヒントを得られやすいのも事実です。

「アイデアのヒントを探すなら、インターネットで十分」

そう考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、ここに注意したいポイントがあります。

インターネットを利用するのはいいですが、依存するのはよくありません。

インターネットには、リアルの体験がないからです。

インターネットに依存していると、実際は不完全であるにもかかわらず、完全だと誤解しやすくなります。

「十分な情報を得た」と感じてしまい、熟知した気になってしまいます。

真偽が不確かな情報もあるため、そのまま信じてしまうと、後から痛い目に遭うでしょう。

また、体験していないにもかかわらず「体験した」という錯覚を引き起こすことも少なくありません。

結果として、物事の本質を見失いやすくなるのです。

いくらインターネットで情報が得られたとしても、リアルの体験ではありません。

インターネットによる情報収集に依存しないことです。

インターネットは便利であり、アイデア発想にも役立ちますが、依存するのはNGです。

では、何を大事にすればいいのか。

大事にしたいのは、リアルの体験です。

自分が直接体験をして、そこで得た経験を軸にすることが大切です。

リアルの体験には嘘がありません。

実際においしく感じたなら「おいしい」が正解であり、実際に感動したことなら「感動」が正解です。

体験から得た情報は、すべて貴重。

リアルの体験には、インターネットだけでは知り得ない本質が数多く存在します。

たとえば、美術のアイデアを得たいなら、美術館に行きましょう。

美術館には豊富な絵画が展示され、アイデアにつながるヒントが数多く得られるでしょう。

美術作品だけでなく、建物・雰囲気・展示方法など、意外なところからヒントが得られることもあります。

料理のアイデアを得たいなら、フォーマルなレストランに行き、一流の料理を堪能しましょう。

実際に食べてこそ、その味を本当に知ることができます。

「一流とは何か」を理解するきっかけになり、何らかのアイデアにつながるでしょう。

異国の世界を理解したいなら、実際に旅行してみましょう。

直接その場に行くことで、インターネットでは知ることができなかった情報を入手できるでしょう。

頭の中に深く刻み込まれ、アイデアを考えるときの貴重な材料になります。

体験から得た情報がすぐ役立つとは限りませんが、リアルの体験から得た情報は、すべて貴重です。

世の中には、実際に体験しないとわからないことがたくさんあります。

時間・お金・労力がかかったとしても、できるだけリアルの体験を重視しましょう。

リアルの体験を増やすことに、プラスはあってもマイナスはありません。

インターネットはサブとして活用して、リアルの体験をメインにするのが正解です。

アイデアを出す方法(14)
  • インターネットだけの情報収集で満足せず、リアルの体験を大事にする。
部屋にこもってばかりでは、よいアイデアは出ない。
本当のヒントは、外にある。

アイデアを出す30の方法

  1. 「なんとなく」でアイデアは出ない。
    アイデアを出すには、方法論がある。
  2. アイデアに、センスや才能は必要ない。
    必要なのは、方法と努力。
  3. アイデアとは何か。
  4. アイデアとは、既存要素の新しい組み合わせにすぎない。
  5. アイデアを出す第1段階は、資料集め。
  6. アイデア発想には、基本の5段階がある。
  7. アイデアを出すなら「質」より「量」を意識しよう。
  8. 常識で考えているかぎり、平凡なアイデアは生まれても、斬新なアイデアは生まれない。
  9. アイデアには、好奇心と遊び心が必要。
    ばかになって考えよう。
  10. 「変わり者」と言われることを恐れるな。
  11. 逆に考えるのを習慣にすれば、斬新なアイデアが出やすくなる。
  12. アイデアに必要なのは、記憶力より記録力。
    常に書き留める準備をしておき、最速で書き留めよう。
  13. 最初から根拠を考えない。
    根拠は後から考えよう。
  14. インターネットに依存した情報収集には要注意。
  15. 部屋にこもってばかりでは、よいアイデアは出ない。
    本当のヒントは、外にある。
  16. 明確な目標を決めておこう。
    カラーバス効果によって、アイデアのヒントが見つかりやすくなる。
  17. 何でもヒントにする。
    何でもヒントになる。
  18. ひたすら新しい組み合わせを試し続けるだけでいい。
  19. 制約は、アイデア発想の起爆剤。
  20. アイデアを探すなら、熟読の必要はない。
    見出しやまとめを読むだけで十分。
  21. アイデア発想では、アナログとデジタルのどちらが有利か。
  22. 気分転換やリフレッシュによって、アイデアが促される。
  23. 小さなひらめきを軽視しない。
  24. 1つのアイデアには、100万円の価値がある。
  25. アイデア発想は、苦しむものではなく、楽しむもの。
  26. 最初の形にこだわると、アイデアの発展を妨げる。
  27. 自分の頭だけで考えていると、狭い世界にとらわれる。
  28. アイデアパーソンになったつもりで考えよう。
  29. アイデアがひらめきやすい環境「4B」とは。
  30. アイデアは、実行してこそ意味がある。

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