執筆者:水口貴博

アイデアを出す30の方法

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逆に考えるのを習慣にすれば、斬新なアイデアが出やすくなる。

逆に考えるのを習慣にすれば、斬新なアイデアが出やすくなる。 | アイデアを出す30の方法

アイデアを考える基本の1つ。

それは、逆に考えることです。

アイデアを考えるときは、まず逆に考える発想を身につけてください。

ひねくれた考え方に思えますが誤解です。

逆に考えることは、アイデアを考えるうえで重要な視点の1つです。

もちろん逆に考えたからといって、必ず素晴らしいアイデアが出るとは限りません。

逆に考えても、特別な発想が出なくて、無駄な努力で終わることも少なくありません。

しかし、それでもやはり逆に考えることは、アイデアを考えるうえで重要な視点です。

アイデアを出すには、視点を変える必要があります。

逆に考えることで視点も変わり、違った景色が見えるようになります。

「今まで見えなかった何か」に気づき、思わぬ発想やアイデアにつながる可能性が出てくるのです。

たとえば「どうすれば仕事時間を増やせるか」と考える場面があるとします。

普通に考えるなら「仕事の効率を高める」「隙間時間を見つける」「睡眠を削る」などですが、こういうときこそ逆の発想です。

「そもそも仕事を減らせばいい」と考えます。

仕事を減らしてしまえば、時間を捻出ねんしゅつする必要がなくなり、あっさり問題解決ができるでしょう。

仕事の必要性を見直す機会にもなり、ストレス解消にも役立つはずです。

「どうすればコンプレックスを改善できるか」と考えるときも、逆の発想です。

普通に考えるなら「隠す」「ごまかす」「頑張ってトレーニングする」などですが、逆に考えてみましょう。

「コンプレックスは、改善するより生かそう」と考えるのです。

生かせば、コンプレックスはもはやコンプレックスではなくなります。

この考え方は、すべてに応用できます。

「実家に帰るのが面倒くさい」と思ったなら「親がこちらに来てくれればいい」と考えてみます。

「どうすれば高性能のブレーキを作れるか」というテーマは「ブレーキを必要としないシステムを作ればいい」と考えてみます。

「壊れないシステムにするにはどうすればいいか」というテーマは「壊れてもいいようなシステムを作ればいい」と考えてみます。

逆に考えると、意外な突破口が見え、問題がスムーズに解決できる可能性があります。

実現できるかどうかは別として、アイデアのヒントはつかみやすくなるでしょう。

逆に考えるのが難しいなら、斜め45度など、別の角度から考えてみるのも面白い。

豊かな発想をすることで、問題を解決していきます。

たとえ実現できなくても、発想力のトレーニングにはなるので、無駄にはなりません。

アイデアの発想は、逆に考えることから始めたい。

逆に考えるのを習慣にすれば、斬新なアイデアが出やすくなります。

アイデアを出す方法(11)
  • まず逆に考えてみる。
アイデアに必要なのは、記憶力より記録力。
常に書き留める準備をしておき、最速で書き留めよう。

アイデアを出す30の方法

  1. 「なんとなく」でアイデアは出ない。
    アイデアを出すには、方法論がある。
  2. アイデアに、センスや才能は必要ない。
    必要なのは、方法と努力。
  3. アイデアとは何か。
  4. アイデアとは、既存要素の新しい組み合わせにすぎない。
  5. アイデアを出す第1段階は、資料集め。
  6. アイデア発想には、基本の5段階がある。
  7. アイデアを出すなら「質」より「量」を意識しよう。
  8. 常識で考えているかぎり、平凡なアイデアは生まれても、斬新なアイデアは生まれない。
  9. アイデアには、好奇心と遊び心が必要。
    ばかになって考えよう。
  10. 「変わり者」と言われることを恐れるな。
  11. 逆に考えるのを習慣にすれば、斬新なアイデアが出やすくなる。
  12. アイデアに必要なのは、記憶力より記録力。
    常に書き留める準備をしておき、最速で書き留めよう。
  13. 最初から根拠を考えない。
    根拠は後から考えよう。
  14. インターネットに依存した情報収集には要注意。
  15. 部屋にこもってばかりでは、よいアイデアは出ない。
    本当のヒントは、外にある。
  16. 明確な目標を決めておこう。
    カラーバス効果によって、アイデアのヒントが見つかりやすくなる。
  17. 何でもヒントにする。
    何でもヒントになる。
  18. ひたすら新しい組み合わせを試し続けるだけでいい。
  19. 制約は、アイデア発想の起爆剤。
  20. アイデアを探すなら、熟読の必要はない。
    見出しやまとめを読むだけで十分。
  21. アイデア発想では、アナログとデジタルのどちらが有利か。
  22. 気分転換やリフレッシュによって、アイデアが促される。
  23. 小さなひらめきを軽視しない。
  24. 1つのアイデアには、100万円の価値がある。
  25. アイデア発想は、苦しむものではなく、楽しむもの。
  26. 最初の形にこだわると、アイデアの発展を妨げる。
  27. 自分の頭だけで考えていると、狭い世界にとらわれる。
  28. アイデアパーソンになったつもりで考えよう。
  29. アイデアがひらめきやすい環境「4B」とは。
  30. アイデアは、実行してこそ意味がある。

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