執筆者:水口貴博

アイデアを出す30の方法

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アイデアに必要なのは、記憶力より記録力。常に書き留める準備をしておき、最速で書き留めよう。

アイデアに必要なのは、記憶力より記録力。常に書き留める準備をしておき、最速で書き留めよう。 | アイデアを出す30の方法

アイデアは、一瞬しかひらめきません。

前兆も前触れもなく、突然頭の中に白く輝くものが現れます。

アイデアがひらめいたら、直後の行動が大切です。

「後で書き留めよう」「時間のあるときにメモしよう」「頭で記憶しておこう」と悠長に考えていると、失敗するでしょう。

アイデアがひらめくのは一瞬ですが、消えるのも一瞬です。

アイデアは、いわば流れ星。

ぱっと現れて、さっと消えます。

分単位ではなく、秒単位です。

少し時間が経つだけで、貴重なアイデアを忘れているでしょう。

もしくはアイデアを浮かんだことすら忘れていることも少なくありません。

記憶力に頼るのはよくありません。

どんなに記憶力の高い人でも、アイデアが現れるのは一瞬なので、油断できません。

そこで必要なのが、書き留める準備です。

常に書き留める準備をしておきましょう。

たとえば、ペンとメモ帳です。

常にペンとメモ帳を持参しておけば、いつアイデアがひらめいても、すぐ書き留めることができます。

ペンとメモ帳は、高級なものである必要はありません。

安物でもいいので、とにかく書き留めるものを持参しておくことが大切です。

メモ帳の代わりになるなら、手帳・ノート・電子機器でもOKです。

そして、アイデアがひらめいたら、すぐ書き留めましょう。

一瞬のひらめきを逃さないことです。

貴重なアイデアをきちんと生かすためには、書き留める習慣を身につけておくことが大切です。

会議中なら、手元のノートにすぐ書き留めます。

散歩中なら、一度立ち止まって書き留めます。

食事中なら、食べるのを中断して書き留めます。

アイデアを書き留める作業は、1分1秒を争うと考えてください。

トイレ中や入浴中など、ひらめいた直後に書き留めるのが難しい場面もありますが、できるだけ早めに書き留めましょう。

少なくとも書き留めれば、文字として残ります。

消したり捨てたりしないかぎり、ずっとメモとして残ります。

アイデアをひらめいたとき、ペンしか持っていないなら、自分の手や腕に書き留めてもかまいません。

見苦しいかもしれませんが、貴重なアイデアを書き留めるなら、このくらい積極的になっておきたい。

1つのアイデアで人生が変わる可能性もあるのですから、大げさとは言えません。

アイデアを膨らませるなら、書き留めてからにしましょう。

一度書き留めておけば、後から時間があるときに、じっくりアイデアを膨らませることができます。

記憶力が弱くても大丈夫です。

記憶力が弱いなら、記録力で勝負してください。

アイデアに必要なのは、記憶力より記録力です。

常に書き留める準備をしておき、最速で書き留める習慣が大切です。

アイデアを出す方法(12)
  • 常に書き留める準備をしておく。
最初から根拠を考えない。
根拠は後から考えよう。

アイデアを出す30の方法

  1. 「なんとなく」でアイデアは出ない。
    アイデアを出すには、方法論がある。
  2. アイデアに、センスや才能は必要ない。
    必要なのは、方法と努力。
  3. アイデアとは何か。
  4. アイデアとは、既存要素の新しい組み合わせにすぎない。
  5. アイデアを出す第1段階は、資料集め。
  6. アイデア発想には、基本の5段階がある。
  7. アイデアを出すなら「質」より「量」を意識しよう。
  8. 常識で考えているかぎり、平凡なアイデアは生まれても、斬新なアイデアは生まれない。
  9. アイデアには、好奇心と遊び心が必要。
    ばかになって考えよう。
  10. 「変わり者」と言われることを恐れるな。
  11. 逆に考えるのを習慣にすれば、斬新なアイデアが出やすくなる。
  12. アイデアに必要なのは、記憶力より記録力。
    常に書き留める準備をしておき、最速で書き留めよう。
  13. 最初から根拠を考えない。
    根拠は後から考えよう。
  14. インターネットに依存した情報収集には要注意。
  15. 部屋にこもってばかりでは、よいアイデアは出ない。
    本当のヒントは、外にある。
  16. 明確な目標を決めておこう。
    カラーバス効果によって、アイデアのヒントが見つかりやすくなる。
  17. 何でもヒントにする。
    何でもヒントになる。
  18. ひたすら新しい組み合わせを試し続けるだけでいい。
  19. 制約は、アイデア発想の起爆剤。
  20. アイデアを探すなら、熟読の必要はない。
    見出しやまとめを読むだけで十分。
  21. アイデア発想では、アナログとデジタルのどちらが有利か。
  22. 気分転換やリフレッシュによって、アイデアが促される。
  23. 小さなひらめきを軽視しない。
  24. 1つのアイデアには、100万円の価値がある。
  25. アイデア発想は、苦しむものではなく、楽しむもの。
  26. 最初の形にこだわると、アイデアの発展を妨げる。
  27. 自分の頭だけで考えていると、狭い世界にとらわれる。
  28. アイデアパーソンになったつもりで考えよう。
  29. アイデアがひらめきやすい環境「4B」とは。
  30. アイデアは、実行してこそ意味がある。

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