自分を「最低な人間」と思うこともあるでしょう。
無能な自分に悲観したり、失敗に落ち込んだり、ひどいことをしてしまったりすることもあるでしょう。
しかし、どんなに自信がなくなっても、自分をけなすのはよくありません。
自分に失礼だからではありません。
親や友人に失礼だからです。
親や友人の立場になって考えてみてください。
「私は最低な人間」
「私には価値がない」
自分をけなしたら、親はどう感じるでしょうか。
「最低な子どもを育てた」と感じ、親を悲しませるでしょう。
「親失格」というレッテルを貼られたような印象を受けるはずです。
険悪な雰囲気が漂い、親子関係にひびを入れるかもしれません。
あなたが自分をけなしたら、友人はどう感じるでしょうか。
友人は、自分に見る目がないような印象を受けるでしょう。
「最低な人と親しくしている」と感じて、複雑な気持ちになるでしょう。
人間関係が悪くなり、友人と距離ができるかもしれません。
自分をけなすと、親や友人をけなすことになるのです。
すねると、周りがかまってくれるので快感かもしれませんが、やめておくことです。
かまってもらいたくて、わざとすねた態度を取りたくなるかもしれませんが、ふてくされても仕方ありません。
すねるのは、未熟な子どもがすること。
大人になれば、すねるのは卒業です。
親や友人のためにも、自分をけなすのは控えておくのがマナーです。
願わくは、自分を認めるようにしましょう。
「自分には価値がある」
「自分は素晴らしい人間だ」
自分を褒めるようになりたい。
自信を持つことは悪いことではありません。
自分を認めることは、親や友人を認めることにもつながるからです。
あなたが自分を認めると、親はどう感じるでしょうか。
親は「素晴らしい子どもを育てた」と誇らしくなるでしょう。
「育て方が間違っていなかった」と安心するでしょう。
自分に自信を持つことは、親に自信を与えることになります。
あなたが自分を認めたら、友人はどう感じるでしょうか。
友人は、自分に見る目があるような印象を受けるでしょう。
「素晴らしい人と親しくしている」と嬉しくなるでしょう。
自分を褒めることは、友人を褒めることにつながります。
自分を認めることは、自分のためだけでなく、親や友人のためにもなるのです。