執筆者:水口貴博

喧嘩をしない30の方法

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妬みがあるということは、それだけ興味があり、欲があるということ。

妬みがあるということは、それだけ興味があり、欲があるということ。 | 喧嘩をしない30の方法

深層心理学には面白い実験があります。

自分の性格を知ることにも応用できるなかなか鋭い実験です。

>ある女性に、美人で頭がいい人の話をしました。

>するとその女性は、大変に妬みをした結果が出ました。

>でもその反面、同じその女性に優秀な音楽家の話をしても、妬まない結果になってしまいました。

>またある音楽学生に、優秀な音楽家の話をすると妬みました。

>その一方、美人で頭のいい女性の話をしても、妬むということはありませんでした。

これは自分の深層心理で「自分は何に対して興味を持ち、どんな欲を抱いているか」ということがわかる心理テストです。

あなたが妬みを抱いていることは、それだけ自分が欲を持っているということです。

あなたが女性なら、美しくかわいい女の子がテレビに映ると「いいなあ。羨ましい」と自然に妬むのではないでしょうか。

それはそれだけあなたが美しくかわいくなることに興味があるということです。

それが「こうでありたい」という欲がある証拠でもあるのです。

妬みは、裏を返せばそれに興味があり欲が強いということなのです。

欲が強いほどそれに比例して妬みも大きくなり、トラブルの原因になります。

人間ですから「かっこよくなりたい」とか「美しくなりたい」というのは普遍的な欲です。

突然今からその欲をなくしましょうとはいえ、難しい注文というものです。

現実にはあり得ないことですが、人間の欲が一切なくなったとしたら、間違いなく喧嘩をしない究極を得たということです。

あらゆることに対して、嫉妬、いらいら、怒りが、なくなるということです。

しかし、私たちは人間です。

すべての欲をなくそうといっても現実の世界では難しいことです。

きれいな服も着たいし、好きな人と付き合いたいと思うものです。

ただそうした欲が強すぎないことがポイントなのです。

欲が強いほど、妬みを生み出します。

それらの感情が人として醜い性格につながり、トラブルを増やしてしまうのです。

欲はもってもかまいません。

ただし強すぎないことが条件です。

強すぎてしまっては幸せや満足感を得るどころか、不幸になってしまう結果となるのです。

喧嘩をしない方法(6)
  • 欲は、強すぎないようにする。
トラブルなしの人生は、話を聞くことから始まる。

喧嘩をしない30の方法

  1. 喧嘩なんて大嫌い。
  2. すべての喧嘩の原因は「理解不足」から生まれる。
  3. 理解不足の人に限って、自分ばかりが話している。
  4. 相手を見下した言葉遣いになっていないか。
  5. 喧嘩をする人は、エゴが強い。
    エゴをなくせば、喧嘩もなくなる。
  6. 妬みがあるということは、それだけ興味があり、欲があるということ。
  7. トラブルなしの人生は、話を聞くことから始まる。
  8. 自分のことをわかってもらうより、相手のことをわかってあげることを優先させる。
  9. 喧嘩をしない人は「自分が原因かもしれない」と考える。
  10. いきなり爆発するからびっくりする。
  11. 喧嘩を吹っかけられても、とにかく徹底的な聞き側に回ること。
  12. お金の貸し借りは控えること。
  13. 宗教、経済の話をするのはやめよう。
  14. 「正しい」「間違っている」に、こだわりすぎない。
  15. 友人のプライベートを他人に話さないこと。
  16. 喧嘩をしない人は、すべての答えや意見を受け入れる。
  17. 「対立」は喧嘩に発展し「共存共栄」が平和につながる。
  18. 批判ばかりしていると、嫌われてしまう。
  19. 相談できる友人がいれば、喧嘩も少なくなる。
  20. 道を譲る人に、喧嘩はない。
  21. 年下の人でも、命令形を使わないようにしよう。
  22. 偉くなればなるほど、礼儀正しくなろう。
  23. 過ちを犯したら、すぐ謝ろう。
  24. できるかぎり直接会って、コミュニケーションを心がける。
  25. トラブルのときこそ、冷静さを大切にする。
  26. 自分のことを考えるように、相手のことも考える。
  27. いつも本を持っておけば、待ち時間も怖くない。
  28. 「もしものとき」のために、前もって準備をしておく。
  29. 視野が広がるということは、心が広くなるということ。
  30. 独り占めしようとするから、喧嘩になってしまう。

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