学校だけでなく仕事でももちろん、上下関係というものがあります。
年齢や地位を基準にして、私たちは上下関係を知らない間に作り上げています。
どんどん年や肩書が付くにつれて、だんだん偉そうな態度になってしまいがちです。
しかし、ここで偉そうな態度を取るのは、まだ本当に偉い人ではありません。
本当に偉い人は、偉そうな態度を取らず、むしろ偉くなるほど礼儀正しくなります。
人と人との関係は、上下関係によって無理やりつけるものではありません。
礼儀正しくなることで、相手からの「人望」を集めることが大切です。
先輩はたしかに経験が長くて賢いことはわかりますが、だからとはいえ偉そうにするのは、いけません。
思いきり謙虚な態度を取るのです。
すると、偉い人なのに偉そうでない態度に相手は「彼は他の人と違い、礼儀正しい」と、好印象になります。
偉い人なのに偉い態度を取らないことに、相手は「ギャップ」を強く感じるのです。
偉くなるほど偉そうにするのはやめましょう。
本当に人から慕われる人は、偉くなればなるほど、礼儀正しくなる人なのです。
会社の中で、一番謙虚に腰が低くあるべき人は、社長なのです。