どんな喧嘩であろうと、すべての喧嘩の原因はまず「理解不足」が原因です。
ささいな喧嘩から大きな喧嘩までいろいろとありますが、すべての喧嘩は必ず「理解不足」から発生します。
このように喧嘩が始まる原因はささいなことかもしれませんが「理解不足」は喧嘩をする一番の原因なのです。
そのために人間には不思議なことに「喧嘩をまったくしない人」と「喧嘩をよくする人」の2通りにわかれます。
理解のある人は喧嘩なんてまったくせずにみんなと仲良くでき、逆に理解のない人はいつも誰かとトラブルを起こしています。
喧嘩をしない人は理解がある人ですから、前もって喧嘩を防いだり、避けたり、謝ることができます。
大きな喧嘩に発展することはありません。
しかし、どういうわけか喧嘩をする人は、決まってよく喧嘩をしています。
その人だけ特別に災難が集中しているわけではありません。
その人に理解が不足していたため、行く先々でトラブルということになるのです。
わからないときには「教えてください」と言えず、すぐ「わからないから教えろ!」と怒ります。
友人と考え方がぶつかったときも、自分の考えこそが一番正しいと思い込み、相手の話は一切聞かず、自分の話ばかりをします。
理解不足の人は、よく話す人とも言えます。
自分の話ばかりで相手の話は聞かない。
と言うのも「相手を理解する」より「自分のことを理解させること」を優先させてしまっているからです。
「理解不足」が喧嘩の原因なら「理解力を身につけること」こそが喧嘩をしないコツなのです。
自分のことばかりを考えるのではなく、相手のことも理解するという理解力を持ちましょう。
もちろんこうした姿勢は相手にもそうであってほしいですよね。
単純に自分が無知であっただけかもしれませんし、そういうときは相手に教えてもらうという謙虚な姿勢も必要です。
人付き合いが上手な人は、理解力のある人なのです。