執筆者:水口貴博

真面目な人になる30の方法

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約束を守ることは、真面目な人になる基本。

約束を守ることは、真面目な人になる基本。 | 真面目な人になる30の方法

真面目な人になるための基本の1つ。

それは、約束を守ることです。

約束を守らないのは、不真面目な姿勢です。

約束は、種類や内容にかかわらず、人との信頼関係に影響するポイント。

どんな約束でも軽視せず、きちんと守ることが、真面目になるために大切です。

約束することは、自分の発言に責任を持つことでもあります。

「わかりました」と言った瞬間、義務と責任が発生します。

たとえ口約束のような書面によらない約束であっても、誠意を持って守ることが大切です。

たとえば、仕事の納期です。

与えられた仕事は、期限までに仕上げます。

期限を守れるように仕事の進め方や取り組み方を調整します。

どうしても間に合いそうになければ、わかった時点で早めに連絡したほうがいいでしょう。

直前より早めに連絡したほうが、誠意があります。

謝ったうえで、中止や期限の延長など相談するといいでしょう。

また、人との待ち合わせも大切です。

指定時間に遅刻をせず、到着します。

「少しくらい遅れてもいいか」「きっと許してくれるだろう」と安易に考えるのはよくありません。

1分でも遅れると、遅刻です。

1分の遅刻でも、信用を損ねる悪影響があります。

ささいな場面だからこそ、きちんと約束を守りたい。

交通機関の遅れも考慮しておきたい。

できれば10分前や15分前など、余裕を持って到着するようにするのがいいでしょう。

小さな約束でもおろそかにしない

特に注意したいのは、小さな約束です。

大きな約束なら守る人でも、小さな約束になると、一転しておろそかになる人がいます。

「約束を破っても、別に許してくれるだろう」

「ささいなことだから守らなくてもいいよね」

約束を破ったとき、相手は「気にしないで」と言うかもしれませんが、本音とは限りません。

表向きは許してくれても、約束を破った事実は変わりません。

相手は心の奥でがっかりしているかもしれません。

トラブルはなくても、信頼を少し損ねてしまうことにつながることがあります。

小さな約束であっても、尊重して、きちんと守るようにしましょう。

覚える自信がなければ、きちんとメモを取る

約束の内容によっては、覚えにくいこともあるかもしれません。

そうしたときは、謙虚にメモを取りましょう。

一度メモとして残せば、ど忘れを防ぎやすくなります。

また、メモを取る行為を通して「守らなければいけない」という意識を高める効果もあります。

「メモを取るだけで、約束を守りやすくなる」と言っても過言ではありません。

守れるか不安なら、最初から約束しない

守れるかどうかわからない約束なら、最初から断っておくのが得策です。

「守れる自信がないので約束はできない」

信用を落としそうに思えますが、誤解です。

もしくは、最初に「確約できません」と断っておくのもいいでしょう。

正直に伝えたほうが、誠意が感じられるため、信用を高めることに貢献するはずです。

真面目な人になる方法(11)
  • きちんと約束を守る。
真面目な人は、最善を尽くす習慣がある。

真面目な人になる30の方法

  1. 真面目は、ビジネスでもプライベートでも大切な要素。
  2. 真面目になるために必要なのは、性格の改善ではなく、習慣の改善。
  3. 真面目で得をする7つのポイント。
  4. 真面目で損をする7つのポイント。
  5. 真面目な性格は、損をするのか。
  6. 真面目は「きちんとしたい」という気持ちから始まる。
  7. 喜んでくれる人をイメージすると、真面目な気持ちが湧いてくる。
  8. 「真剣」と「一生懸命」は、真面目な人の基本。
  9. 真面目な人は、責任感が強い。
    責任感があるからこそ、より良い仕事ができる。
  10. いきなり100パーセントの真面目でなくていい。
    まず1パーセントの真面目から始めよう。
  11. 約束を守ることは、真面目な人になる基本。
  12. 真面目な人は、最善を尽くす習慣がある。
  13. 計画と準備にたっぷり時間をかけたほうが、仕事はうまくいく。
  14. 安易な決断はしない。
    よく考えてから、決断する。
  15. すぐ人を頼らない。
    まず自分なりに努力してみる。
  16. 真面目な人ほど、余計な言い訳をせず、素直に謝る。
  17. 真面目な人は、自分に不利なことでも、正直に報告する。
  18. 無理をすることが真面目ではない。
    無理をしないことが真面目。
  19. 記憶力の過信はトラブルの元。
    きちんとメモを取る習慣を心がけよう。
  20. マナーやルールはきちんと守る。
    特に法律は絶対守ろう。
  21. 真面目な人は、感謝の習慣を大切にしている。
  22. 真面目な人になるには、身だしなみへの気遣いが欠かせない。
  23. きちんと遊ばないと、真面目になれない。
    遊びも、真面目になるために必要な要素。
  24. 横柄な態度は控える。
    謙虚な態度を心がける。
  25. 誘惑を断ち切る人が、目標を達成できる人。
  26. いつも冗談ばかり言っていると、大切な話のとき、信用されない。
  27. 断れない人が真面目というわけではない。
    きちんと断れる人のほうが、本当は真面目。
  28. 人のミスを笑う人は、自分がミスをしたとき、笑われる。
    人の失敗をばかにする人は、自分が失敗をしたとき、ばかにされる。
  29. 何でも真面目にしていいわけではない。
    人として正しい行為だからこそ、真面目が生きてくる。
  30. 真面目を心がけても、家族や健康まで犠牲にしない。

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