幸せな人は、必ず笑っている人です。
笑うことができるし、笑わせることができます。
ユーモアを大切にしているのです。
これは、特に関西の人が得意です。
つまらない冗談を言っても、ノリで突っ込んできてくれます。
その点、関東の人は冷めている人が比較的多い。
「ここで笑ったら、自分のレベルを落とすことになる。それくらいじゃ、笑わないぞ」と、妙なプライドを持っています。
妙なプライドは持つ必要なんてないのです。
笑ってしまえば、それだけで楽しくなります。
笑いを我慢することは、楽しむことを我慢することです。
それでは人生を我慢することになります。
私が19歳のときに、関西の人とお付き合いをしていたことがあります。
ささいなことでも笑ってくれて、ささいなことでも笑いにしてくれ、いつも明るい雰囲気でした。
その子の家族もみんなユーモアが上手で感心したものです。
そんな人を見ていると「楽しそうだな。幸せそうだな」と思います。
笑える人や笑わせる人は、とにかく人生において得をします。
つまらないことに、笑ってあげるだけでもかまいません。
「笑い」は、人間関係をうまく築きあげる潤滑油なのです。