家庭は人生の土台です。
家庭を大切にすることは、自分の人生を大切にすることでもあります。
親と子の関係は、犬と飼い主のようなものです。
最初は鎖でつないでいますが、犬が成長するにつれて、鎖を解いていきます。
鎖を解かれて外の世界へ飛び出しても、最後は家に戻ってきます。
鎖なしで、勇気を持って外の世界へ飛び出せるのは、飼い主との強い「心の結びつき」があるからです。
親のもとを子どもが離れていくことができるのは、親との強い心の結びつきがあるからです。
心の結びつきは目には見えません。
けれどきちんとつながっているのです。
自分の家庭を大切にすることは、親との信頼関係も大切にするということです。
親との信頼があれば、どんどん外の世界にも立ち向かっていくことができるようになります。
いざというとき助けてくれるという安心感が、子どもを強くさせていきます。
親のためにも、子のためにも、まず親子の結びつきを強くすることです。
家族を大切にするということは、自分を大切にするということになるのです。
一番大切な精神的な結びつきは、家族の中にあります。